約 2,372,923 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/5190.html
☆『ゆっくりフォアグラ』が元ネタです ☆独自設定も垂れ流しています ☆小ネタです 作者は『れいむ虐待』を書いたしまねこです。 ここはゆっくり加工所の中庭だ。 そこでは楽しそうに跳ね回るゆっくり達を見ることができる。 『ゆゆ~ん♪ひなたぼっこさんはゆっくりできるよぉ…。』 『ぼーるさん、ゆっくりまってね!!』 『とってもとかいはなおはなさんね!!』 芝生の上に寝転がるれいむ、遊具のボールを追いかけるまりさ、シロツメクサにみとれているありす…。 どのゆっくりも思い思いの"ゆっくり"を満喫している。 この中庭のフェンスには看板が掲げられている。 そこには手書きででこう書かれていた。 "フォアグラ用子ゆっくり"と。 この加工所では"ゆっくりフォアグラ"なるものを生産している。 フォアグラとは人工的に太らせたガチョウの肝臓のことで、世界3大珍味にも数えられるほどのものだ。 ゆっくりフォアグラもゆっくりをこれでもかというほど太らせ、その中枢餡をおいしく頂くというちょっとした贅沢品である。 先ほどの中庭にいたゆっくりたちはフォアグラへの第一段階。 とにかく健康に育て上げるのだ。 食用の子牛が野外でのびのびと育てられるのと同じようなものである。 中庭の隣の部屋を覗いてみると、第二段階のゆっくりたちを見ることができる。 金属のアームに体を支えられたゆっくりたちがズラリと並べられている。 そのゆっくりたちは、でいぶのようにでっぷりと太っているのだ。 いや、この場合は太らされているというべきだろうか。 なすび型というよりも、ぶよぶよで饅頭の形を保っていることすらできない。 アームで支えないと自重でつぶれてしまうほどなのだ。 ジリリリリリリ…。 突然部屋にベルの音が響き渡った。 それと同時にゆっくりたちがざわめいた。 『ぼうあまあまざんばいらないよぉ…』 『ばりざのぽんぽんざんが、はれつしぞうだよぉ…』 『こんなのどがいばじゃないわぁ…』 このベルは食事の合図なのだ。 上からチューブが出てきて、ゆっくりの口の中に無理やり押し込まれる。 『ゆぐっ!?やだぁ!!あばあばざんはぼういやえぐっ!!!!』 『ばりざばぼうおなががいっばいでずう!!!いりばぜゆ゙ぅっ!?』 『ごんなのひどいば、どがいばじゃゔっ!!!』 口につながれたチューブから、"あまあまさん"こと、砂糖漬けのフルーツをペースト状にしたものが流し込まれる。 この加工所のフォアグラは、自然食品で育てていることをウリにしているのだ。 とはいえ、当のゆっくりにとっては苦痛以外の何物でもない。 『やべで、やべ、ゆぐぅ!!ゆぎ、ゆげぇ!!!』 『ゆがぁ、も゙ぉだべだぐな、ゆぐ、ゆぅぅ!!!』 『いらないよ゙ぉ!!!ゆが、ゆげぇ、げほっ!!!』 うんうんが排出されないよう、あにゃるに栓をしてあるため、排泄行為もままならない。 こんな地獄の生活が1ヶ月ほどつづいたころには、最終段階の工程に突入である。 第二段階が終了したゆっくりたちは、ベルトコンベアで隣の部屋まで運ばれる。 そこではフォアグラとなる中枢餡を取り出し、いよいよ出荷するのだ。 この加工所では人間が一匹ずつ丁寧に取り出していく。 まずはゆっくりの腹に切れ込みを入れて、周りの餡子を丁寧にかき出していく。 なにぶん太っていて体積があるため、大変な作業である。 そしてゆっくりの感じている苦痛もまた大変なもので、なかには非ゆっくり症になるものもいるという。 『ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙』 中枢餡の位置が分かると、手に持っていたナイフでそれを慎重に取り出す。 この中枢餡が体から離れた段階でゆっくりはやっと死ねる。 長い苦しみから解放されるのだ。 『も…ゆっ……し…か、た…。』 取り出された中枢餡は綺麗にパッキングされ、段ボール箱に詰められてそれぞれの食料品店やレストランへ届けられる。 鬼威加工所謹製のゆっくりフォアグラ、ぜひ一度はゆっくりたべていってね!!! あとがき 最近食用ネタを書いてみたかったので。 虐待シリーズの続編はもうちょっとまっててね!!! 誤字脱字等ありましたら感想フォームなどで連絡をお願いします。 最後まで読んでくださりありがとうございました。 byしまねこ [[このSSに感想をつける 感想フォーム]] このSSでゆっくりできたらクリックしてね!!! #vote(ゆっくりできたよ!!!,ゆっくりできるわけないでしょおおお!!?)
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/620.html
にんぷさん 11KB ◆ 皆さんのSSを読み、触発されて初投稿に至った次第です ◆ 拙い文章だとは思いますが、感想フォーム等を参考に、今後の改善に努めたいと思います ◆ 性的描写あり ◆ 虐待よりもギャグの方が目に付くかもしれません、こんな筈じゃなかったのに・・・! ◆ 実は一作目が頓挫して二作目を投稿してるのは内緒 『にんっしんしたゆっくりを虐待したい。』 そう思い立ったのはつい最近のことだ。 通常の虐待に行き詰まりを感じ、僕にゆ虐を教えてくれた先輩にアドバイスを請うたところ にんっしんしたゆっくりの虐待を薦められたのである。 にんっしん虐待・・・そういうのもあるのか! やはり先人達は偉大だ。 『新しい命の誕生を踏み躙る・・・その背徳感と、目の前で赤ん坊の命をもぎ取られたあいつらの顔がたまらないのよ! 』 嬉々として語る先輩の顔は、ある意味神々しかった。 でも饅頭に命っていう概念はあるのかな? 「ただいまだぜ。れいむ、きょうもたっくさんえさをとってきたんだぜ! 」 「ゆゆっ、まりさはさすがだね! かりのめいじんだよ! 」 「ゆっへん! それほどでもないんだぜ! それよりいっぱいたべて、げんきなあかちゃんをうむのぜ! 」 「まりさ・・・」 「れいむ・・・」 「「す~りす~り・・・ゆゆぅ~♪」」 今回の虐待には、我が家の軒下に(勝手に)住んでる番のこいつらを使おう。 二匹の大きさはおよそバスケットボール程、そして都合の良いことに、れいむは胎生にんっしんをしている。 ちなみに、まりさの言う『えさ』とは僕がこいつらが餓死しないようわざわざ庭に置いておいた生ごみのことだ。 そりゃたっぷり取れるわな。 「はいはい、お楽しみのところちょっと失礼しますよ。」 「ゆゆっ、にんげんさんはゆっくりできないよ! まりさ、なんとかしてね! 」 「まかせておくんだぜ、れいむ! まりさにかかればにんげんさんなんていちころぎゃぶぅっ!? 」 やかましいので、ハエタタキで二、三発殴りつけて黙らせておく。 大抵のゆっくりにとって、『人間=ゆっくりできない』程度の認識らしい。 相手の強さを測る能力なら、イヌやネコにも備わってるって誰かの右手が言ってた気がするが・・・。 こいつらは一体どうやって野生動物として生き延びてきたのだろう。 ・・・いや、動物などと言っては生命に対する冒涜かもしれない。口を謹んでおこう。 「まりさ、まりさ! しっかりしてね! 」 「ゆぴぃ・・・からだじゅうががんがんするのぜ・・・」 ハエタタキの振動はゆっくりの全身に伝わる。 つまり、頭部のみで構成されるゆっくりの体が脳震盪を起こした形になるのだ。 加えて、ゆっくりは体全体が聴覚器官の役割を果たしているため、その衝撃は計り知れない。 まりさがおとなしくなったところで、二匹を虐待部屋に連行する。 「にんげんさん、れいむとまりさをゆっくりはなしてね! れいむはにんっしんしてるんだよ!? 」 「だから苛めるんだよ! ゆっくり理解してね! 」 「どぼじでぞうなるのぉぉぉぉぉ!? 」 軽く会話のキャッチボールも済ませたところでさぁ虐待だぁ! さて、取り出しましたるは特製アイテム「にんっしん促進薬」。 要はレイパーと名高いアリスの特濃体液汁だ。 こいつを注射器にセットし、やや内角をねらい・・・ 「ゆゆっ? おにいさん、なにそれ? なんだかゆっくりできなさそうだよ・・・」 えぐりこむように打つべし! 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁ!? 」 あ、いけーねいけね。針全部刺しちゃったよ。 薬は注入されたみたいだからいっか。 「ゆがぁ・・・? ぽんぽんさんがへんだよぉ・・・」 れいむの膨れ上がった下腹部が蠕動を始めた。 早くも薬が回り始めたらしい。次の段階に移らねば。 先輩によれば、通常は『まむまむ焼き』で産道を塞ぐらしいが・・・。 今回はもう少し趣向を凝らすことにする。 アイテムその2、「ゆっくり用瞬間接着剤(小麦粉製)」の登場だ。 「さーて、れいむちゃんの下のお口はどこかなー? 」 顎の中腹よりやや下辺り、不気味にひくひくと蠢く穴があった。 穴があったら入るのが男ってもんだぜ! ま、入るのは僕じゃないけどね。 「ゆぅぅぅぅ!? れいむのぷりてぃーなまむまむになにするのぉぉぉぉぉぉ!? 」 「はいはい、良い子だからおとなしくしようねー」 れいむのぷりてぃー(笑)なまむまむに接着剤を流し込む。 これで子供は産めず、出産の時には産道が広がる代わりにまむまむを激痛が襲うことになる。 あ、そうだ。あにゃるの中にも接着剤流し込もう。こいつら適当な体の構造してるからな。 尻から産まれた桃太郎なんて駄洒落にもならん。 「ゆっ・・・はなせぇぇぇ! れいむにさわるなぁあぁぁ! 」 腹部を庇っているせいか、れいむがこちらにあにゃるをぷりぷりと振りかざしてきた。 わっしとばかりにそれを掴み、興味本位であにゃるに中指を突っ込んでみる。 たまには違う穴でもいいよね! 「ゆぴ・・・? おにいさん、ゆびぬいてぇぇぇぇぇぇ! 」 「ふふふ・・・コリコリ弾力のある中枢餡に触っているぞぉ、れいむ・・・」 指を少し下げると、丸っこい感触のものがあった。これが赤ちゃんかな? あにゃるに親指と人差し指も突っ込み、可能な限りに拡大し、れいむの胎内に向かって叫んだ。 「ゆっくりしていってね!!! 」 『ゆっ・・・して・・・ね・・・』 僅かだが反応があった。胎教ってきっとこうやるんだな。勉強になった。 予定通りあにゃるも固めておく。 「ゆひゅぅ、ゆひゅぅ・・・れいむ、もうおこったよ! にんげんさん、ゆっくりしないでかくご・・・ゆぎぎぎ・・・! 」 れいむを解放してしばらくすると変化が起こった。いよいよ出産の時がきたのだ。 「うっ、うっ、うばれるうぅぅぅ・・・!? 」 下膨れた顔に、もこもこと隆起する二つのテニスボール大の凹凸。どうやら二匹の子宝に恵まれていたようだ。 れいむのまむまむが塞がれているため、出る場所がわからずに戸惑っているに違いない。 「ゆぎぃ・・・あがぢゃん、もうちょっとゆっくりじでいってね・・・」 でなければ、親の腹から生れ落ちようとはしないはずだ。 「れいむ、れいむ! いまたすけるのぜ! 」 ハエタタキに殴られて、先程まで無様に失神していたまりさが駆け寄り、必死に介抱しようとする。 が、この状態でゆっくりに出来ることなどたかが知れている。 「ど、どうなってるのぜ・・・!? れいむのまむまむはどこなのぜ!? 」 「ゆがぁぁぁ・・・でいぶのあがぢゃん、おねがいだがらうごがないでね・・・」 博識な皆様方ならご存知だとは思うが、ゆっくりの出産時に飛び出す子供の勢いは中々のものだ。 原理は知らないが、例えるならば腹の中でパチンコ玉を撃つ様、と言ったところか。 その衝撃が、内側かられいむの腹部に加えられているのだ、痛みは推して知るべし。 「でいぶのおなががぼごぼごしてるぅぅぅ! きもい! おもにはらがぎぼいぃぃぃぃぃ! 」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ!? ばでぃざはでいぶのおむござんでじょぉぉお!? ごどものぜぎにんどっでぇぇぇ! 」 二匹が昼ドラめいた会話を繰り広げる中、れいむの懇願も虚しく赤ゆっくりは外に出ることを止めようとはしなかった。 れいむのもっちりでっぷりとした腹部がメリメリとひび割れていく。 出産の勢いは母胎の強度に勝ったようである。 「うがぁぁぁ! おやをぐるじめるようなあがぢゃんはうまれないでゆっぐりじねぇぇぇ! 」 同時にれいむの自己愛も母性(笑)に打ち勝ったようだ。 胎児にとっては産まれることなど無意識の行動であろうに。 「もっと・・・ゆっぐりじだがっだ・・・」 断末魔の声にかぶさり、ブチブチと母親の胎を食い破りながらも、赤ゆっくりが生れ落ちた。 「「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!!! 」」 赤れいむと赤まりさの番が産声をあげたが、 「れいむ!? おへんじしてよ、れいむぅぅぅ! 」 遺された親まりさは動揺して構う余裕はなかったようだ。 エイリアンの如く産まれた子供を前に、そりゃ冷静で居られるわけがないわな。 ・・・あ、そうだ。赤ゆっくり同士も胎生にんっしんさせてみよう。 オレンジジュースに浸しながらドッキングさせれば、栄養不足で死に至ることもないはずだ。 「ほ~ら、ご飯でちゅよ~。」 「ゆぴぃっ!? 」 「ゆひっ!? 」 先程の特濃アリス汁を赤ゆっくりに注射し、溺れない程度のオレンジジュースで満たされた容器に浸しておく。 「さぁ、お次はすっきりしましょうねー。」 「れいむぅ・・・。ゆ? おちびちゃんはすっきりしちゃだめだよぉぉぉぉ!? 」 やっと気付いたようだがもう遅い。親まりさには剣山という特等席を用意しておいた。 彼女には、生れ落ちて間もない我が子同士が交尾するのを、心行くまで見ていてもらおう。 「ゆぎゃぁぁぁ!? までぃざのあんよがぁぁあ!? 」 「ほーらおちびちゃん、す~りすり~♪」 「「ゆ・・・ゆゆっ? 」」 赤ゆっくりの番に振動を与え、強制的に発情させる。 子供でも一応発情する事は先達が証明済みだ。 「にゃ、にゃんだかからだがあちゅくなってきちゃよ・・・? 」 「まりちゃ、もうがまんできにゃぃぃぃ! 」 つくづく単純な体構造してるな、ゆっくりって。 しかし普通に交尾させるだけじゃつまらないな。 まりさのぺにぺににとんがりコーンでも被せておくか。 うん、実にお洒落なルーデサックじゃないか! 滑稽だよ、まりさ。 「いれりゅよ、れいみゅ・・・」 「はやくちてぇ・・・れいみゅのきょきょのうじゅきをしじゅめてよぉ、まりちゃ・・・」 そんな僕の気遣いを知ってか知らずか、いそいそと交尾の準備を始める二匹。 この台詞回し、こいつら本当に赤ん坊か。 既に二匹の体表はぬめぬめとした粘液に覆われ、電灯の光を受けて怪しく輝いている。ぶっちゃけきもい。 人間で言う四つん這いの格好になった赤れいむのまむまむに、 赤まりさが己の股間に聳え立つとんがりコーンを荒々しく挿入する。 「ゆゆ? れいみゅのきょきょはなんだきゃきゃたくてゆっきゅりできないよ? 」 「いちゃぃいいぃ! さけちゃうううぅ!? 」 各々勝手に感想を漏らしつつも、ぬちゃぬちゃと音をたてながら体を重ねあう。 前後運動が激しくなり、聞こえてくる音が更に濁ってきた頃。 「ゆふっ、ゆふっ、れいみゅ、ちょろちょろ、だちゅよ? 」 「ぽんぽんがごりごりしゅるよ、いぢゃいよぉぉぉ!!」 「「すっきりぃいぃぃぃぃぃぃぃ!!! 」」 二匹が絶頂を迎えた。 「ゆぐっ、ぐずっ、ばでぃざの、あがぢゃんがぁぁぁ・・・」 深い悲しみに包まれた親まりさは目から砂糖水を垂れ流している。 さぁ、第二ラウンドと行こうか! 親まりさを剣山から外し、赤ゆっくりのいる容器に放り込む。 荒い息の赤ゆっくりに、再び薬を打ち込んで発情させる。 今度は己の親が性欲の捌け口となるのだ。 おっと、とんがりコーンも忘れちゃいけねぇぜ。 赤まりさのはれいむの体内に残ってしまったようなので、二匹それぞれに被せておこう。 「ゆけけけけ・・・おかしがいのありちょうなまりちゃがいるのじぇ」 「うしろはれいみゅがもらっちゃよ! 」 「やめてね、やめてねおちびぢゃん・・・ゆぎぃっ!? 」 薬のせいか、生まれ持った性質なのか、赤ゆっくりの口調はゲスのそれに近いものとなっている。 それにしても子供の交尾を見せられた挙句、その子供に犯される親の心境は之如何に。 加えて前からも後ろからも、生殖にはとても向かない異物を挿入されているのだ、肉体的な苦痛も大きい。 「ゆふぅ、まりちゃのここはゆるゆるだよ? とんでもないばいたじゃにぇ!」 「やめちぇといいながらもていこうしにゃいなんて、いんらんなのじぇ! 」 「ゆっぐ、ゆっぐ、おぢ、び、ぢゃん・・・」 突かれる衝撃で喘ぎながらも我が子に懇願する親の姿は、子供の目には映らなかったようだ。 悲しみに打ちひしがれてはいるものの 「「「ずっぎりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」」」 不思議とここだけは声を合わせるんだよなぁ。 先程と比べてその声には疲労が滲んでいるが。 「ゆげぇっ・・・もう、すっぎりは、いやだよ・・・」 赤ゆっくりが吸収したため、容器にオレンジジュースはもう僅かしか残っていない。 親まりさは餡子を吐き、生まれたことを、或いは生み出したことを嘆きながら絶命した。 それと入れ替わるように、赤れいむの産道がみちみちと開き始める。 「ゆぎゅ!? う、うばれりゅよぉぉ・・・」 産道からゆっくりのふてぶてしい顔が覗き、次の瞬間。 「れいみゅのあきゃちゃん、ゆっきゅりうまりぇて・・・ゆぴぃっ! 」 赤れいむの体が四散した。胎内の赤ゆの成長が、特濃汁によって異常に促進された結果である。 成体ならともかく、赤れいむの体では自分の体ほどもある赤ゆの出産には耐えられなかったのだ。 「ゆ? ゆ!? にゃにがおこっちゃの!? 」 「ゆっくりしちぇいっちぇにぇ! 」 「・・・は? 」 流石に驚いて声をあげてしまった。新たに生まれた赤まりさ(孫まりさと言うべきか)の生殖器が・・・ 「「どぼじでどんがりゴーンなのぉぉぉぉぉぉぉぉ!? 」」 ● 「ひっさつのどりるぺにぺにをくらうのぜ! 」 「ゆぎゃぁぁぁ、もうゆるぢでぐだざぃぃぃぃ!! 」 「おにぇーちゃん、すごーい!! 」 「ゆぷぷぷ、にきゅべんきはぶじゃまだにぇ!! 」 結局、意図せずして新種の開発に成功してしまった僕は、彼らを新たな虐待道具として使うことにした。 ちなみに成長した赤まりさはとんがりコーン専用の肉便器として現役を貫いている。ま、今は貫かれてるけどね。 呆れたことに、奴らはとんがりコーンを介して生殖行為を行ったため、その特徴をも子に引き継いでしまったらしい。 しかもこのとんがりコーン、あたかもドリルの様に回転するのだ。 従って、貫かれる側は体内の餡子をかき混ぜられ、五臓六腑を引っ掻き回されたような錯覚に陥るのだという。 無論、まむまむとの間に擦過傷も発生し、その痛みも尋常なものではないだろう。 「さぁ、つぎにつらぬかれたいやつはだれなのぜ? 」 さぁ、次はこいつでどんな虐待をしようか? おやつのとんがりコーンを口に含みながら、僕は新たな虐待方法を考えることにした。 完- <あ・と・が・き> 深夜のテンションって怖いですね、次からはちゃんとプロット立ててから書こう、うん・・・。 もっと精進せねば。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る とんがりコーンが食べれなくなるでしょおおお -- 2016-03-15 22 40 09 申レN -- 2014-07-30 14 26 57 最強とんがりコーン -- 2013-01-16 12 49 36 どりるぺにぺに… -- 2012-02-22 10 55 31 よく食いながらかけるな(苦笑) -- 2011-02-17 22 17 25 ドリチンw鉄男みたいだなw -- 2010-09-05 05 19 12
https://w.atwiki.jp/kuromugi/pages/29.html
自作PC / Apple Macの筐体に自作機を入れる! 5台目. 8 Socket774 sage 2008/02/07(木) 13 55 50 ID iLqEHDlk 前スレであがってたGA-G31M-S2Lで作ってみました 奥行き170mmのドライブでぎりぎり入ったよ (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080207135039.jpg 9 Socket774 2008/02/07(木) 14 21 05 ID IxQAkEzo 8 やっぱり短辺19.3っつーのが効いてるみたいですね。 (メモリは空いている方のスロットに差しちゃうと、干渉アリ?) かなりスッキリと収まっている印象でよさげ。 電源、ケーブルが着脱式のじゃないと、 どうしてもごちゃごちゃしちゃうんだよなぁ・・・ たぶんMac標準仕様のエアフローだと夏場は危険なので 折を見て御対策をお忘れ無くー。 10 Socket774 sage 2008/02/07(木) 14 22 41 ID 4swfWdtq 8 乙~っ旦~ 丁度コンデンサの上空にドライブが来る寸法? ギリギリ具合が見たいかも(マテ 11 8 sage 2008/02/08(金) 13 52 33 ID hYEtsv5z こんなかんじでギリギリです (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080208134323.jpg コンデンサとドライブの隙間は1~2mm程だと思います Pentium DC E2160 CPU温度 40~45 ℃ CPUファン 1700 RPM前後 マザー付属のソフトでの表示 何度くらいから危険なんですか? 12 Socket774 2008/02/08(金) 18 07 17 ID VljpHYVX CPUはモデルごとに最大動作温度(Tcase)が違います。 Pentium DC E2160 だと 61.4度。 (p)http //processorfinder.intel.com/details.aspx?sSpec=SLA3H でもこの改造の場合、CPU温度よりもマザボ温度のほうが要注意かと・・・ 具体的な指標はわかりかねますが、自分は45度超えたら BEEP鳴らすように設定してます>Bios。 13 Socket774 sage 2008/02/08(金) 19 56 39 ID Xf5L0usZ 11 電源はどんな感じでしょうか 逆さですか? 14 Socket774 sage 2008/02/08(金) 20 26 07 ID 7iSoqbYP 12 biosやツールが表示する温度は内部のサーミスタなので Thermal Specificationの温度とは計る場所が違うよ 15 Socket774 sage 2008/02/09(土) 02 31 02 ID 6FIPMYaM 8氏 上でも聞いている方がいますが、メモリは2枚させそうですか? あと、ドライブはケースをカットすれば余裕でますよね? 質問ばかりで申し訳ない。 16 8 sage 2008/02/09(土) 10 32 14 ID ojZiXfW9 13 電源の向きは普通です。そうしないとネジ穴、コネクタ(コンセント)に不都合がでますよね。 15 メモリは普通に2枚させますよ ドライブはコンデンサが当ったらカットしようと思ってましたが、当らなかったのでそのままです 17 Socket774 sage 2008/02/09(土) 10 50 15 ID xKAAbDf+ 16 自分は廃熱重視で電源のファンを内向き(電源を逆さに)しました。 固定は強力両面テープ コンセントは本来の排気口がでかでかと開いてますから問題ないです 35 31 sage 2008/03/02(日) 22 59 29 (p)ID eplEU8fm(2) I/Oパネルがまだ作成中で恐縮ですが、 結局ドライブのみの交換で、残りは以前のPCからの移植です。 電源ユニットのマウントを汎用的 背の高いCPUクーラーの使用 あたりを考えてるとこういうレイアウトに。 結果、電源は160mmくらいまでのは搭載できそうか。 【M/B】 ASUS M2A-VM HDMI 【CPU】 Athlon64X2 5600+ 【クーラ】 HR-01 Plus+MNB120FAN(800~1200rpm) 【VGA】 ラデX1950Pro+HR-03RevA 【光学】 SONYNECオプティの新型(LabalFlash対応) 【HDD】 ラプタン37GB+DESKSTAR320GB 【電源】 Antec NeoHE550 【開き】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/20-0.jpg 【尻】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/21-0.jpg 【HR-01とのクリアランス】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/21-1.jpg 【メモリとのクリアランス】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/21-2.jpg 一通りOSインスコやってみたところ、室温18℃前後で CPU:32℃、VGAコア:38℃、システム:38℃ となかなか大丈夫そうですたぃぇぃ 36 31 2008/03/02(日) 23 26 09 (p)ID eplEU8fm(2) 追記スマソ 【ドライブ米】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/22-0.jpg 例によって奥へのオフセットマウントで干渉を回避してます。 ドライブ自体はジャンク品のATX電源(105円)のガワを利用して作成。 ドライブ直下の電源ユニットは、側板にL字アルミフレームで固定です。 さて、G4CubeとG3ときたからには次はG5か(`・ω・´) 37 Socket774 sage 2008/03/03(月) 02 01 20 ID uKyoa/WC 31氏 乙です。キレイですね。 電源の廃熱は、フロント側から排出されるのですか? 38 31 sage 2008/03/03(月) 08 09 33 ID hvALT+PA 37 ㌧ ダミーベイパネルを外して電源専用の排気孔にしようかと思ったんだけど、 やっぱ正面の見た目に穴やらメッシュやらは個人的にNGな気が ってことで、現状では電源排気→CPU→後方排気FANに行ってると思う CPU温度を監視して問題あるようならダクトで排気FANまで直通させる予定 39 31 sage 2008/03/05(水) 00 37 16 (p)ID FrK+Aca9(2) 貼りなおすと連番変わった orz URLも貼りなおし 【内部】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/23-0.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/24-0.jpg 【テラギリギリスw】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/23-1.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/24-1.jpg 【ベイのマウント位置】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/25-0.jpg 【尻(・∀・)】 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/25-1.jpg 66 20 sage 2008/03/20(木) 11 36 39 ID PdQzyHqe dc7800ではなくdc7700を安価で入手しましたので早速仮マウントしてみました (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080320112318.jpg 予想通りマウンタ上段はカットですね だがしかし、それでオッケーとはいかず (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080320112401.jpg Σ(´Д`lll) 下段マウンタに背の高いコンデンサが2本ヒットしますね・・・ コンデンサ移設か・・・・ あと電源コネクタがHP独自です 先は長い・・・・(‘A`) 112 106 2008/04/18(金) 11 18 24 ID pbBCPjpT 電源変えても起動せず、仕方がないのでマザボをもう一枚買ってきてダメ押しに もう一度スイッチ入れると…起動(°Д°)!? どうやらスイッチボックスの処理が悪かった様子で、削りなおして何とか 安定起動しました。お騒がせしましたがショートじゃなくてよかったです… というわけで写真でも貼っておきます。 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080418110005.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080418110036.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080418110135.jpg マザーはBIOSTARのGF7050V-M7、干渉は少な目と思いきや電源ケーブルが当たってしまい金ノコ出動。 背面の電源部分はスイッチ部分しか穴のないタイプだったので乱暴に穴を開けてコードをつないでいます。 パネル部はリベット止めタイプだったので、これも金ノコで切り落とし、マザボのパネルも切断。 隙間はアクリルで塞いでみましたが、アルミメッシュとかにしたほうが風通しがあってよかったかも…… 今後は電源とグラボを交換の予定で、今の電源はねじが止まっていません。 排熱が心配なこのケース、グラボはどのあたりまでいけるものでしょうかね…… そしてマザボがあまったということはもう一台作れというお告げだろうか ともかくここまで到達できて、みなさんに感謝です。 113 Socket774 sage 2008/04/19(土) 11 53 17 ID Zl0F53go 112 マザボの固定はどうやって行いました? 俺は先人にならって元々着いてたのを接着剤で固定しようと思ってるんだが、 下の鉄板がへばりついてるから少々高さがずれるんじゃないかと懸念してるんですが、、 114 106 sage 2008/04/19(土) 18 27 56 ID AhV+Fa6K 113 パソコンタップというものでねじ穴を作り、あとは普通のスペーサーをつかいました。 拡張スロットの付近は背面パネルの接続部分があってわずかに高さがあり、 不安定かなとも思いましたが他の部分のスペーサーは下にグラスワッシャーを敷きました。 115 Socket774 sage 2008/04/20(日) 00 55 19 ID QycR6Xk+ 113 そんな道具があるんですねー。ありがとうございます。 普通のスペーサーだと6mmで低いんじゃないかと思うんですけど、(MACのは10mmでした) 拡張スロットの固定に問題ありませんでした? 116 Socket774 sage 2008/04/20(日) 07 01 39 ID sUmpsoMw 115 最初の1台はアクリルネジで高さ調整しつつマザボを固定した 117 106 sage 2008/04/20(日) 12 09 35 ID LVGFs11z 115 4mmも低かったなんて今ご指摘受けて初めて知りました… タップでねじ穴、といっても既製品のようにきれいにはできず、斜めになったり 奥までねじがはまらなかったりで、六つのねじを少しずつ少しずつ まわして帳尻合わせた感じなので、1~2mmは上乗せされているかもしれませんが… アクリルねじ、よさそうですね 149 20 sage 2008/05/15(木) 20 22 46 ID R8grh3hO 146 一応完成しました 【CPU】Core2 Duo E6600 【クーラー】hp DC7600US から抜き取り 【メモリ】 ノーブランドPC6400 DDR2-800 1Gx2 【M/B】 hp DC7700USの保守用品 【VGA】GF8600GTS-E256HD 【Sound】オンボ 【HDD】SATA 300G 【光学ドライブ】SOHW-1633S 【ケース】Mac G4 MDD 【電源】hp DC7600USから抜き取り 200W 【VGA補助電源】 SYPRESS PRO OWL-PSVGA300 300W (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080515195909.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080515195942.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080515200014.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080515200032.jpg 159 Socket774 sage 2008/05/19(月) 23 15 23 (p)ID sLimCVvo(2) まだ未完成だけどうp (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080519230941.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080519231037.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080519231120.jpg 160 Socket774 sage 2008/05/19(月) 23 28 35 ID ugbee6gm おおう、これまた綺麗に加工してますな。 背面は、別のPCケース加工して組み合わせてる? 161 Socket774 sage 2008/05/19(月) 23 46 55 (p)ID sLimCVvo(2) どもです。 ジャンクのアルミケースばらして加工しました。 計画が途中で変わっちゃったんで、採寸失敗w これからスイッチ関係やっつけようと思ってます。 162 Socket774 sage 2008/05/21(水) 09 28 46 ID bI5qal3V 161 外装の傷とかはどうしますか? ポリタンクだと私は電動ドリルにパフパフのアタッチメント付けて 液体コンパウンドで磨き上げましたがG5だと元から美品を 調達しないといかんのかな 163 Socket774 sage 2008/05/21(水) 21 46 29 ID Hj/o4X/E G5のケースって塗装っぽい表面仕上げなんで、 浅い傷ならともかく修復は難しいかも。 全塗装orバフ掛け覚悟でやるしかないんじゃないかな? 美品調達のがよいと思います。 170 Socket774 2008/05/24(土) 03 47 37 ID Kv/4pi65 じゃ、ポリカンの改造の手間一覧。 G3~G4 Graphite (PCI) バックパネル着脱式(加工不要) ケース内部に光学ドライブケースと電源を置くための棚大きめ(干渉する場合は要部分切除) 拡張スロットは4つ。MicroATX向け。 元電源がサービスコンセント対応のため、背面の開口部が広く、電源を選びやすい。 G4 Graphite (AGP~GigabitEthernet) バックパネル埋め込み式(要切断) ケース内部の棚、大きめ。 拡張スロット4つ。 電源、サービスコンセント対応。開口部広い。 G4 Graphite (Digital Audio) バックパネル埋め込み式(要切断) ケース内部の棚、大きめ。 拡張スロット5つ。(MicroATXを上4つのスロットに合わせて配置すると開閉パネルのノブ周りに干渉。) 電源、サービスコンセント非対応。開口部が狭い。(コンセント位置次第で要加工) G4 QuickSilver(2001・2002) バックパネル埋め込み式(要切断) ケース内部の棚、小さめ。 拡張スロット5つ。 電源、サービスコンセント非対応。開口部が狭い。 G4 MDD/FW800 何処をとっても恐ろしく改造に不向きな構造。上記モデルとは、似て、全く非なるモノ。 (訂正箇所あったらツッコミお願いします。) 私感含む、ということで・・・改造の仕方次第でいくらでもうまくゆくのかもしれないし。 手間が少ないという点でのお勧めは G4 Graphite(PCI)。G3は経年劣化で外観ががっかりなものが多いので・・・ 186 20 sage 2008/05/28(水) 21 07 50 (p)ID DEq0Zacy(2) 185 どうもです 一応完成とは書きましたが 日々、ポリタンクの宿命の「熱」対策に取り組んでいます。 アイドル時でも徐々に温度が上がっていきますので 今現在はこんな感じです (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080528205559.jpg サイドに大穴を空けて14センチファンを入れました これでアイドル時の温度上昇を抑えられました。 まだまだ常用に不安があるのでCPUクーラーをちょい大きいのにしたいのとVGAクーラーを外排気のに換えたいと 思いますがスペースに限りが有るのでちょうどいいのがなかなか見つかりませんね 197 Socket774 sage 2008/05/31(土) 15 26 58 (p)ID 9RGtHHom(4) 196 んっと,マザーがmATXだからスカスカで干渉なし。 以前貼った組み立て途中の写真をもいっかい貼るね。 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/26-0.jpg HDD,DVDドライブ共に純正のマウントを使用して,オリジナルの位置にセット。 ATXの場合だとHDDは写真左の3連のファンあたりに設置すればおk。 250 Socket774 sage 2008/06/27(金) 21 11 24 (p)ID WJ3FWHVJ(2) 226です 皆さんのアドバイスのおかげでどうにか完成できました。 5インチ光学ドライブとMac純正MOを使用する、という縛りで製作を進めました。 実は8カ月くらい前から構成で悩んでいて、この改造は頭を動かす80%、手を 動かす30%といった感じでしょうか。悩みまくりでした 高性能機を入れると熱対策で苦労しているようなので、発熱の少ないSocket754 を使ってみました。コンデジ&三脚使いましたが写真下手すぎでスイマセン; アップルマークにHDDアクセスLED仕込んでます。 今回の経験を活かして2号機製作に着手しますw ママン;GA-K8N51GMF CPU:Sempron3400+@2400MHz MEM:512MBx2 光学ドライブ:GSA-4167B (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/28-0.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/28-1.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/28-2.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/29-0.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/29-1.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader3/bbsdata/29-2.jpg 275 Socket774 sage 2008/07/05(土) 22 53 05 ID +CI0lPIt ウチのはこんな感じ。 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080705224417.jpg 下段の3.5インチベイのベゼルをFDD用の穴あきにして、中は空洞化。 電源の写真の位置にファンつけてグルグルまわすとちょうどよい感じで吸気してくれます。 CPU周りにも風が届くのでウレシイ。 光学ドライブにスリムタイプ使っているので可能なんですが。 ただ、見た目がちょと悪いんですけどね・・・ 277 Socket774 sage 2008/07/06(日) 02 06 36 (p)ID Y3+7tdKV(2) 238でQS作り始めた者です。 いろんな困難がありましたが、だいぶ出来てきました。 とりあえずこんな感じです。 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080706020029.jpg 後ろ (p)ttp //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080706020523.jpg 278 Socket774 sage 2008/07/06(日) 05 02 57 (p)ID kW26kAN6(2) 238 乙です。順調そうですね。 ところでこれ、光学ドライブのイジェクトボタンどうなってるの? 279 Socket774 sage 2008/07/06(日) 11 56 58 (p)ID VrJc6DiL(2) 272 ホールソーは金属用だと高いし、この工作以外に使い道なさそうだし やっぱり木工用じゃむりだよね 280 272 sage 2008/07/06(日) 12 12 02 ID j3nghR7J 279 木工用で開けましたが何か?w 金属用のに比べると時間は少し掛かるが,ちゃんと開けられたよ。 摩擦熱が凄いから,ちと注意が必要だった。 285 Socket774 sage 2008/07/09(水) 18 32 07 (p)ID mepjBgjY(3) どなたかG5のこの基盤を流用された方はいらっしゃいますか? PIN配列が全く分からず困ってます。 詳しい方お願いします。 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080709182842.jpg 286 Socket774 sage 2008/07/09(水) 19 24 19 ID T3Mi4Reu 285 テスターで確認しながら再利用した。 USBやIEEE1394自体のピンアサインは一緒なんだから,それぞれの端子部とコネクタのピン間を 調べれば分かるはずだよ。 テスターある? 無いなら豆電球と乾電池でおkw 287 Socket774 sage 2008/07/09(水) 19 27 01 ID M7JnA8M+ コネクタの足に直にハンダ付け 288 Socket774 sage 2008/07/09(水) 20 04 05 ID QxF6B/qo 285 基盤 × 基板 ○ 289 Socket774 sage 2008/07/09(水) 20 33 19 ID QRcTCyff 285 (p)http //img163.imageshack.us/img163/9673/frontpanelpinoutuf6.jpg これは?外人さんの手書きのものだけど このフォーラム自体、色んな改造例が見られる 290 Socket774 sage 2008/07/09(水) 20 53 09 (p)ID mepjBgjY(3) レスサンクスです。 286 289 テスターないです。 外人さんの手書きを参考に豆電球でチェックしてみます。 だめだったら 287で 288 スマン・・・ 297 238 sage 2008/07/17(木) 23 21 10 (p)ID SsO50lEW(2) QS完成しました。 少し前に完成してたのですが、皆さんのお知恵をお借りした事もあって ちゃんと完成報告したいと思います。 277の写真に続いてご覧ください。 中身 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080717224445.jpg (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080717224528.jpg 見づらいですが、電源スイッチとリセットスイッチの下のわけのわからんポッチを外して HDDのアクセスランプを入れました。 ちなみにあのスイッチは何だったんでしょう? (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080717224711.jpg Dock風にしてみました。 ちなみにDockの一番左のディスクアイコンは 284さんに教えていただいた イジェクトユーティリティのショートカットです。 (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080717224844.jpg 閉めると電源ファンとCPUファンの隙間が数mm (p)http //macindows.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/uploader1/img-box/img20080712003724.jpg 電源をネジ穴通りにつけると電源ファンが側面パネル側になり、隙間が少なく吸気が困難となるので コレ (p)http //www.owltech.co.jp/products/bracket/BRA-mATX/bra-matx1.html を使って逆さまに取り付けたはいいが、CPUファンと電源ファンの隙間が数mmでお互いが吸い合ってる状態で、 CPU温度は問題無いですが、電源ファンの排気に手を当てても殆ど出ていませんでした。電源も熱持ってるし。 んで電源ファンを逆にして、背面から吸いケース内のCPUファンに向かって吐き出すようにしました。 電源の耐久は疑問ですが、とりあえず電源本体は以前より冷たいです。 298 Socket774 sage 2008/07/17(木) 23 23 26 (p)ID SsO50lEW(2) 色んな問題をクリアしながら完成に近づいても、更に様々な問題が出てくるもんですね。 開閉式のパネルにマザボつけるのは作業しやすいなぁ と思ったら、今度は閉めるのが大変だったします。 CPUファンとかグラボの干渉とかケーブル類とか・・・ 作り始めた途端、途方に暮れ、二度とやるもんかっ!って思いましたが、完成が近づくにつれだんだん淋しくなってきました。 長い旅もこれで終わるのかと・・・ 完成度もイマイチな部分とか反省点もありますが、機会があったら是非またチャレンジしたいと思います。 ちなみにこのパソコンは間もなく嫁いでいきます。 みんなありがと 連投 長文スマソ PR
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1007.html
ゲスの見た夢2(終) 「ゆ゛っ!ごはん!?」 男の腹の上に乗って「ゆぴぃゆぴぃ」と眠りについたまりさだったが、大きな物音で飛び起きた。 部屋の戸や障子がガタガタと大きな音を立てて揺れている。 その原因は外で吹き荒れる風だった。 「に、人間さん!風さんがゆっくりしてないのぜ!お野菜さんがあぶないのぜ!」 男にお野菜さんの危機を伝えようと腹の上をぽいんぽいんと跳ねるまりさ。 男は薄目を開けてそんなまりさの慌てふためく仕草を見ると小さな声で答えた。 大根は強い。地面に深く根を張って風に耐える。何の問題も無い。ゆっくり寝ろ。 男は取り留めなくそんな事を言うと再び眠りについてしまった。 まりさが窓を覗き込んで外の様子を見る。 大根よりもずっと大きな木がミシミシと大きな音を立てて撓っている。 「で、でもまりさは少しだけ様子をみてくるんだぜ」 そう呟くと部屋の隅に干してあった帽子を取り出して被り、器用に口で戸をあけて外にでた。 日中の刺すような日差しが嘘のようにひんやりとした空気と強い風がまりさにまとわりつく。 今まで寝起きを共にした見慣れた外の光景が知らない異世界の様にまりさには感じられた。 帽子が風で飛ばされそうになり、おさげで必死にそれを押さえる。 ブルッ!と小さく身震いをするまりさ。 お野菜さんが無事な事だけを確認したら直ぐに人間さんの巣へ戻ろう。 そう決めたまりさが意を決したように地面を蹴った。 強い風に体を吹き飛ばされそうになりながらも何とか畑にたどり着いたまりさ。 男の言った通り、まりさが進むのに苦労するような風でも野菜はビクともしていなかった。 「お野菜さんはつよいのぜ」 まりさが目を丸くして感心したような唸り声をあげた。 その時である。 「むーちゃ!むーちゃ!うめっ!これすっげうめっ!」 まりさの担当する畑の区域から何やら声が聞こえる。 「ゆっ?」と声をあげてその声が聞こえる方へと振り向くまりさ。 その視線の先には信じられない光景が広がっていた。 粉々に砕けた残骸と化した手塩にかけて育てた大根の数々。 それをやった張本人が空に向かって飛び跳ねながら罵声をあげている。 「かぜさん!うるちゃいよ!しずきゃにしてにぇ!れいみゅがゆっくちできないよ!」 「ゆっ!れいむ!まりさがいるよ!」 それは2匹の子れいむだった。2匹はまりさに気がつくと、 まりさを睨み付けながらぷくぅ!と頬を膨らませて膨れ上がった。 そんな稚拙な威嚇に怯む事無くまりさが子れいむ達に向かって叫んだ。 「ここでなにしてるんだぜ!」 「きょきょはれいみゅのゆっくちプレイスだよ!」 「まりさはあっちいっちぇにぇ!」 まりさと人間さんのゆっくりプレイスでお家宣言をする子れいむ達。 ゆっくりと反省したとは言えそれは以前まりさもやってしまった行為だ。 こんな馬鹿な事をするのは群からはじかれたまりさだけで十分なのに。 このおちびの親は一体何をやっているのか?ちゃんとこのおちび達に掟を教育しているのだろうか? そんなゲスから脱却したゆっくりとした精神の裏で まりさは煮えたぎるような怒りを感じていた。 手塩にかけて育てたお野菜さんを貪るその行為。 子れいむの頭の悪そうな顔、頭の悪そうな飾り、頭の悪そうな食べ方。 全てがまりさと人間さんの努力と苦労を嘲り、嘲笑しているように感じた。 「畑からでるんだぜ!おちび!」 そう叫ぶとまりさは片方の子れいむに体当たりをした。 圧倒的な体格差もあって成すすべ無く、子れいむは地面を跳ねて空気を噴出しながら吹き飛んだ。 「ゆびっ!ゆっぐぢいじゃい!!」 「ゆぎゅ!れいみゅがおそらをちょんじぇるぅぅ!?」 もう一匹の子れいむは地面に叩き付けれて拉げながら転がっていく姉妹を見て 空気をぷしゅーと噴出しながら目が飛び出さんほどに驚きの表情を浮かべた。 「ここは人間さんとまりさのゆっくりプレイスなんだぜ! もう痛い痛いしないから、おちびはゆっくり人間さんに謝るんだぜ!」 残されたもう片方の子れいむに立ちはだかって睨みつけるまりさ。 子れいむは「ゆわわゆわわ」と身震いして動く事ができない。 「お゛っ!おきゃーしゃーん!おきゃーしゃーん!!」 「ゆっ?」 吹き飛ばされた方の子れいむが泣き叫びながら暗闇の中を駆け出した。 その声に反応して視線を移すまりさ。その先には一匹の丸々と太った親れいむが居た。 「ゆゆっ!どぼじだの!?おちびちゃん!」 「あのまりしゃがれいみゅのお野菜をとったのぉぉぉ!」 涙をボロボロと垂れ流しながら親れいむに体を擦り付けて 息をするような気軽さで嘘をつく子れいむ。 そんな子れいむの仕草を見て親れいむの顔に青筋ならぬ餡筋がビキビキと浮んだ。 すぐ側に親ゆっくりがいた事にまりさは安堵の表情を浮かべた。 「丁度よかったんだぜ!れいむ!そのおちびが人間さんの・・・・」 「おちびちゃんは下がっててね!ゲスはれいむがゆっくりできなくしてあげるよ!」 「な、なにいってるのぜ!?」 まりさの言う事にハナから耳を貸さないれいむの態度。 餡筋をビキビキと浮き上がらせながらジリジリとまりさににじり寄る親れいむ。 月明かりを反射してギラギラと光る目。腐った魚の様な目。以前のまりさと同じ目。 間違いなくゲスと呼ばれる人畜有害なゆっくりの目だった。 まりさの額に薄っすらと汗が滲む。更に間合いを狭める親れいむ。 「ゆっ!ここはれいむのゆっくりプレイスにするよ!」 他のゆっくりより一回り大きいまりさよりも更にれいむの体格は一回り大きい。 ここが誰かのゆっくりプレイスと理解した上で強奪に来ている。ありえない暴挙だ。 自分のずっと下に子ゆっくりが居てそれ以外は全部ゴミという腐ったヒエラルキーを構築したそれに まりさは純粋に恐怖を感じた。それに片足をつっこんで平気な顔をしていた以前の自分自身にも恐怖を感じた。 「ゆっくり聞くんだぜ!ここは人間さんと」 「ゆっくり死ね!」 巨体を揺さぶりながら親れいむがまりさに体当たりを仕掛ける。 何とか身を翻して親れいむの頭の上に飛び乗ってそれをかわすまりさ。 まともに食らえば全身が潰されて、餡子を吐いて永遠にゆっくりできなくなるだろう。 親れいむの頭から畑の杭の上に飛び乗って距離を取るまりさ。 「ゆゆっ!」 まりさは餡子脳をフル回転させ一生懸命に考えた。 ここは一旦逃げて人間さんを呼んだ方がいいだろう。 地面に刺さっている杭の上を飛び跳ねて行けば安全に逃げる事ができる筈だ。 しかしそんな冷静な考えとは裏腹にまりさは動かない。 まりさの頭の中にはもうひとつの魅惑的な考えがよぎっていた。 ここでれいむ達をこらしめて、朝になったらそれを人間さんに見せる。 守られたお野菜さん。ゆっくりできた地面さん。そしてゆっくりと役に立つまりさ。 人間さんは自分の方から一緒に暮らそうと言ってくるかもしれない。 今逃げて助けを呼んだら、人間さんは役に立たないまりさにガッカリするかもしれない。 使えないまりさを人間さんは畑で働かせてくれないかもしれない。 こんな状況なのにまりさを褒め称える人間さんの事を想像すると まりさの頬は高揚した。呼吸が荒くなった。胸が締め付けられるように疼いた。 「れいむ!まりさがゆっくりできなくしてやるんだぜ!」 まりさはそう叫ぶと杭から飛び降りて親れいむに飛び掛ろうと地面を蹴った。 ・・・・はずだった。 まりさの体は親れいむの元へたどり着く事無く、宙に浮いてぷらんぷらんと揺れている。 「まるでお空を飛んでるみたい」暢気にそんな事を考えていたまりさだったが、 気がつくと背中と腹に焼け付くようなジリジリとした痛み。 そして、後ろから感じる荒い息遣いに気がついて後ろを振り向く。 そこには一匹のゆっくりありすが居た。 その口には木の枝がくわえられており、その枝先はまりさの背中に深々と刺さって腹から頭を覗かせていた。 「ゆっ!、ゆぅっ!ゆ゛っぐり゛!ゆ゛っぐり゛ぃぃぃ!!」 その激痛にじたじたと尻を振って体を揺らすまりさだったが、突き刺さった枝から脱出することはできない。 ありすがニタニタと汚い笑みを浮かべてまりさを舐めまわすように眺めている。 やがてありすが枝を口から噴出すとまりさは地面に叩きつけられた。 「ゆ゛っ!ゆ゛っ!」 地面を転がるまりさ。 突き刺さった枝をつたって餡子がダラダラと流れ出した。 それを見て心底ゆっくりできない気分になったまりさは涙をポロポロとこぼしながら 男の家へと這うように体を動かした。 「ゆっ!・・・人間さん!まりさが困って・・・」 なめくじのようにずりずりと地面を進むまりさの上に親れいむが圧し掛かってその動きを止める。 枝の先から流れ出す餡子の勢いが増してまりさがのた打ち回るように暴れた。 「ゆ゛っ!いたいよ!どいてね!ゆっくりできないよっ!」 まりさは情け無い声をあげてれいむに懇願した。 強気な口調は鳴りを潜め、他のゆっくりと変わらない弱気な言葉遣いに変化するまりさ。 それを見下ろしてニヤニヤと汚い笑みを浮かべるれいむとありす。2匹は番だった。 子ゆっくりが居たのならば必然的に親は番である。 なんらかのトラブルで片親という可能性も無くは無いが、 餌に困っていなそうな丸々と太った子ゆっくりを見ればその可能性は低いであろう。 ゆっくりと考えればわかった筈である。まりさは目先の功名心に我を忘れていた。 2匹の親ゆっくりは暗闇に身を潜めているであろう子れいむ達に呼びかけた。 「ゆっ!もう大丈夫だよ!おちびちゃんたちはゆっくりと出てきてね!!」 「おかあさん達はこのまりさにゆっくりと自分の立場を理解させるからね!」 ブサイクな顔で地面に叩きつけられた頬を必死に舐めまわしていた子れいむと 遠く離れた杭の影から「ちね!ちね!」と罵声を飛ばしていたもう一匹が 満面の笑みを浮かべて親ゆっくり達に擦り寄ってきた。 「ゆわーい♪おきゃーしゃんはちゅよいにぇ♪」 「これでゆっくちできるにぇ!ゆっくち!ゆっくち!」 親ゆっくり達と頬を擦り合わせて他力本願な勝利を謳歌する2匹の子れいむ。 そして2匹はまりさの側に移動して何度も体当たりをする。 「ばきゃ!ばきゃ!ゆっくちちんでにぇ!」 「いたいでしょ!れいみゅのつよさをゆっくちりきゃいちてにぇ!」 まりさはそれには反応せず、涙を滲ませながら何度も 人間さん・・・人間さん・・・と呟いた。 「ゆぷぷ!にんげんしゃーん!にんげんしゃーん!」 「おぉ、ぶじゃまぶじゃま!」 2匹は地面に転がってブサイクな顔でまりさの物真似をしている。 それを見ながらゲラゲラと汚い笑い声をあげる親ゆっくり達。 親れいむがまりさのお飾りである帽子に齧り付いて一気に引きちぎる。 「ゆうっ!まりさのお帽子がっ!」 男に洗ってもらいオイルで念入りに磨いてもらって 艶やかな光沢を放っていた命と同じくらい大事な帽子が無残にも千切れて れいむの口にくわえられている。 「かえしてっ!まりさのお帽子を返してねっ!」 瞳に零れんばかりの涙を溜め込みながらまりさが悲痛な叫び声をあげた。 綺麗に洗われた透き通るようなキラキラと輝くまりさの金髪が露になった。 それを見た親ゆっくり達は息遣いを荒くしながら子ゆっくり達の方へ振り返る。 「おちびちゃん達はお野菜さんをむーしゃむーしゃしでぎでね!」 「ぞうだね!ありずたちはまだまだまりさに自分の立場を理解させる必要があるね!」 「みゅみゅん♪れいみゅはおにゃかがちゅいたよ♪」 「きゃわいいれいみゅはむーしゃむーしゃしてきゅるにぇ♪」 まりさの痛めつけられる姿を堪能して溜飲を下げた子ゆっくり達は ぽいんぽいんと地面を蹴って暗闇へ消えていった。 何時になっても戻らないまりさが気になって外の様子を見に来た男。 しかしそこにまりさの姿は無く、食い散らかされた野菜が散乱しているだけだった。 無残な姿を晒す大根のひとつを手に取る男。それにはクッキリとゆっくりが齧り付いた歯型が残っている。 自由になって、体が綺麗になって、おいしいものを食べて、 ゆっくりと眠りについて目が覚めたら目の前には沢山の野菜。 目の上のタンコブは家でぐうぐう眠ってるとくれば・・・ 「まぁ、こうなる事もある。ゆっくりだものな」 少し悲しそうな表情を浮かべて男が来た道を戻りだした。 が、その時、暗闇からぽいんぽいんと何かが弾む音と共に頭の悪そうな声が聞こえてくる。 「ゆっ!ゆっ!ゆっくちすすむよ!」 「ゆぅーせっ!ゆぅーせっ!ゆっくち!ゆっくち!」 暗闇の中を跳ねる饅頭が2匹。 「ゆっ!こんどはにんげんがいるよ!」 「ゆっくちどっかにいっちぇにぇ!ここはほんとうにれいむたちのゆっくちプレイチュだよ!」 ようやく夜の闇で朧気だった2匹の姿が見えてくる。どうやら2匹ともれいむ種のようだ。 サイズからいって赤ゆっくりと子ゆっくりの間くらい。生後数週間といった所か。 男は子れいむ達に歩み寄って声をかける。 「チビ共、ここにまりさが居ただろ?」 まりさの名前を聞いて2匹の目の色が変わる。 わざとらしくビクン!と体を振るわせて飛び上がった。 「ゆっ!まりさのなかまだにぇ!ゆっくちにげるよ!」 「しょうだにぇ!こいつもおきゃーしゃんにやっつけてもらおうにぇ!」 踵を返してぽいんぽいんと逆方向へ跳ねていく2匹の饅頭。 男は目を見開いた。だんだんと状況が飲み込めてきた。 まりさは畑を荒らしているこいつらを見つけて 止めようとした所をこいつらの親に襲われたのだ。 男は自分の予想が外れた事に小さくため息をついて安堵した。 そして目を細めて闇に逃げようとしている子ゆっくり達を見る。 こいつらの体格と色艶。餌には困っていないようだ。 このサイズで親と一緒に狩りをするというケースはあまりない。 まだ狩りをする体になっていないからだ。 子ゆっくりにしては丸々と太った体格からも 餌が豊富にあり、危険を冒してまで狩りをする必要が無い事がわかる。 それに人間に対して全く警戒心が無い。つまりこいつらは親から何も教わっていない。 こいつらの子ゆっくりサイズになっても抜け切っていない赤ゆ言葉からもそれは明らかだ。 自分の意思を次の世代に伝えようとして産み落とされたのでは無いのだろう。 この饅頭の親はロクに育ちきってもいない2匹を連れまわして 何も教えずにただ自分の有能さをアピールし続けたのだろうか?まるでお飯事の子育てだ。 (殺してしまおう) 野菜を食べたくらいなら散々痛みつけて開放してやってもよかったが、 自分の仕事仲間を傷つけたのは許せない。舐めた真似をした結果を教えてやる必要がある。 人間は地面を蹴って駆け出した。急速に2匹との距離を縮める。 一気に追いつく事は容易かったが、まりさの元に案内させる必要があった。 一定の間隔を保ちつつ、そこからジリジリと距離を縮めていく。 人間の足の速さに驚く2匹。徐々に大きくなる地面を踏みしめる轟音と 後ろを振り返る度に大きくなる人間のシルエットに目をむき出して驚きの表情を浮かべた。 「ゆっ!ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」 「こっちこにゃいでにぇ!」 やがて2匹の進行方向に薄っすらと丸い影が見えてきた。あれが2匹の親であろう。 その2匹の足元にぐったりとして動かないもう一つの丸い影。 「あれがまりさか」 男はするりと懐に手を忍ばせた。 親は殺す。親が居なくなったら何も教わってない子は生きていけないだろう。 生きる為に他の畑を無計画に荒らす可能性がある。ならば子も今殺してしまおう。 野生で潤沢な食料を貪り、伸び伸びと育ったゆっくりは大根と同じで強い。 皮はゴムの様に柔軟に伸縮して破れず、生の大根を噛み砕く強靭な歯は 油断すれば指くらいは持っていかれるかもしれない。男の手に力が篭る。 ここで一気に男の走る速度が跳ね上がった。 顔を真っ赤にして汗を垂れ流がしながら必死に飛び跳ねていた2匹がそれを見て形相を浮かべる。 人間の手には草刈り鎌。月の光を反射して怪しく光る刃先。 「ゆっ!ゆぅっ!にゃにしてるの!?はやくたしゅけてにぇ!」 「かわいいれいみゅがこまってるよ!ばきゃ!こっちみてにぇぇぇ!」 「!?・・・・!?・・・・」 ようやく2匹に気がつく親れいむと親ありす。 親れいむは舌から唾液を撒き散らしながらテラテラとぬめった輝きを放つ頬をまりさに擦りつけ、 親ありすは恍惚の表情を浮かべながらまりさの上に乗って腰を一心不乱に振っていた。 「おっ!おちびちゃん!どぼじでもどってぐるのぉぉぉ!?ちがうからね!これはちがうからね!」 「こ、これは3匹で「ゆっくり相撲」の練習をしてただけだからねっ!決してすっきりなんてしてないんだからね!」 自分たちの変態プレイを見られたことに歯を剥き出して驚いて赤面しながら必死に取り繕う親れいむ達。 しかし何やら子れいむ達の様子が何かおかしい。 すぐに理由が分かった。人間に追われているのだ。 親れいむと親ありすは人間の恐ろしさを知っていた。その手に握られている刃物の恐ろしさも知っていた。 「ゆ゛っ!ありす!ゆっくりしないでにげるよ!」 「ゆ゛っ!ゆっくり理解したわ!おちびちゃんたちはそこでゆっくり死んでね!」 踵を返して親れいむと親ありすが駆け出す。 清々しい程にあっさり自分達を見捨てた親に子れいむ達は状況が理解できない。 「どきょいくにょぉぉぉぉ!?ばきゃなのぉぉぉお!?」 「きゃわいいれいみゅはここだよぉぉぉ!れいみゅだけはたしゅけてにぇ!」 2秒で崩壊した家族。 男は既に子ゆっくり達と併走していた。 「ゆ゛っ!」 気がついたら隣に居る男にしーしーを撒き散らしながら驚く子れいむ達。 男は右側の一匹に狙いをつけて草刈り鎌をなぎ払うように振り下ろす。 まりさの時と違って中枢餡と呼ばれるゆっくりの急所を正確に両断した。 「・・・・・!!」 子れいむは突然飛び跳ねる事をやめて目の前の草むらに頭を突っ込んでぼすんぼすん!と転がった。 「・・・・・!?・・・・!?」 体がピクリとも動かない。声も出せない。呼吸もできない。 草むらに仰向けになって目を見開き、プルプルと痙攣する子れいむ。 何が起こったかはわからない。 しかし絶望的にゆっくりできない状況に顔は醜く引きつった。 そして少し遅れて言葉に言い表せない程の激痛が全身を襲った。 その激痛に顔を歪めながらもゲスの血を引く狡猾な餡子脳が一つの結論を導き出した。 自分の中の大事な何かが壊されて、体だけが死んでしまって心だけが生きているのだ! 例え呼吸ができなくても、身が狂いそうな程の激痛に襲われようともゆっくりは 体内の餡子を大量に失わない限り死には「至れない」 鳥か、虫か、天候かによって子れいむの体が無くなるまでこの激痛は続くだろう。 「ゆっくり死ね」 人間は子れいむとのすれ違い様に小さく呟いた。 「・・・・ひ」 子れいむは顔を真っ青にして小さくなっていく人間をただ見つめるしかなった。 男は大きく回りこみながら親ゆっくり達との距離をどんどん縮めていく。 標的が自分では無くなった事に気がついたもう一匹の子れいむは歩みを止めて地面を飛び跳ねた。 「ゆっ!人間があっちへいったよ!れいみゅにおそれをなしたんだにぇ!」 姉妹が永遠にゆっくりできなくなったのにもかかわらず 満面の笑みを浮かべて自分の無事と一方的な勝利を喜ぶ子れいむ。 ヒュルヒュルヒュルヒュル 「ゆゆん?」 謎の回転音が子れいむの頭上に響く、上空へ視線を移す子れいむ。 それは人間が子れいむに投げつけた草刈り鎌だった。 「ゆ゛っ!なにきょれぇぇ!?ゆっくちむこうへいっちぇにぇ!」 唸りをあげながら吸いこまれるように子れいむへ向かっていく草刈り鎌。 その刃先は子れいむの下腹部を抉り取って地面に突き刺さった。 「ゆ゛ぴぃぃぃぃぃぃ!」 餡子を撒き散らしながら地面を弾む子れいむ。 ビュルビュルと放物線を描きながら噴出する自分の中身。 人間で言うところの足。底の部分が完全に切り取られて餡子が露出している。 「ゆ゛っ!!ゆ゛っぐぢ!!」 何とか体勢を整え、咄嗟に頭を真下にして逆立ちの姿勢で餡子の流出を防ぐ子れいむ。 並々と注がれた杯の水のように中身の餡子が揺れる。 動けば餡子が流れ出して死ぬ。 親か群のところに戻って何とかしてもらうしかない。 でも動けない。動いたら死ぬ。でも動かないと助けて貰えない。 「どうずればいいにょぉぉぉぉ!」 涙を額の方向に垂れ流しながら顔を醜く引きつらせて叫ぶ子れいむ。 誰か、誰かいないの?誰か早く助けてね。ゆっくちできないよ。かわいいれいむがゆっくちできないよ。 藁にもすがる思いで周囲を見回す子れいむ。 「・・・・・・」 「ゆ゛っ!!」 しかし視界に入ったのは目を血走らせて 無言で自分を睨みつける姉妹の子れいむだけだった。 怒ってる。れいむがれいむを見捨てた事をゆっくりしないでとても怒っている。 思わずバランスを崩しそうになって「ゆぴゃぇ!」と滑稽な声をあげる子れいむ。 「こっ!こっちみにゃいでにぇぇぇぇ!!」 悲痛な叫び声が親ゆっくり達の後方から響いた。 しかし親ゆっくり達は子れいむ達の惨状など微塵も気にかけて居なかった。 それどころか人間が鋭利なゆっくりできないきらきらした物を投げ捨てた事に勝機を見出していた。 「ゆっ!ありす!馬鹿な人間がきらきらさんを捨てたよ!これで勝てるね!」 「ゆっ!そうね!れいむ!いつものようにありすが後ろからプスプスするからゆっくり囮になってね!」 「ゆっくり理解したよ!帰ったらすっきりしてまたおちびちゃんをつくろうね!」 丸聞こえの作戦。 親れいむが立ち止まって人間のほうへ振り返る。 そして親ありすも立ち止まり、横に飛び跳ねて岩陰に身を潜めた。 速度を落としてゆっくりと親れいむに歩み寄る人間。それを睨みつけながら親れいむはほくそ笑んだ。 「ゆふん!あのお野菜さんが生えてる場所はれいむとありすのゆっくりプレイスだよ!人間さんはでていってね!」 人間は親れいむを見ていない。ぐったりとして動かないまりさをジッと見つめていた。 馬鹿な人間。あんなちっぽけなまりさに気を取られて。すぐに仲良くゆっくりできなくしてあげるよ。 勝機! 「いまだよ!ありす!ゆっくり死ね!」 「ばかな人間さん!ありすはうしろよ!ゆっくり死んでね!」 正面の親れいむと岩陰に隠れた親ありすが同時に人間に向かって飛び掛った。 岩陰に隠れていた親ありすの口には木の枝がくわえられている。 これまで幾多のゆっくり達をこの戦法でゆっくりできなくしてきた。 これであのお野菜さんはれいむとありすのもの。 ちびは失ったが、また幾らでも産めばいい。あのゆっくりプレイスならばそれが可能だ。 あのプレイスを足がかりにれいむ達はいつまでもいつまでもゆっくりす 「「ゆ゛っ!?」」 いとも容易く2匹は人間に頭を掴まれた。 両手に双方、無造作に握られた2匹がキョトンとした顔を浮かべた。 そのまま男はまりさの元へ駆け出した。 「ゆ゛っ!ゆっくりはなしてね!もういっかいやるから下へおろしてね!」 「はやくしてね!ありすを怒らせないほうがいいわ!ゆっくり理解してね!」 2匹を掴む手に力が篭る。 握られた部分の餡子が移動して2匹の顔が膨らむ。 「「ゆ゛ぷっ!!」」 人間は走りながら親ありすを親れいむのあにゃるに無理やり詰め込みはじめた。 物凄い勢いで首を振ってそれを拒絶する親ありす。 親れいむのあにゃるが強引に押し広げられて親ありすの頭の半分があにゃるに収まる。 「ぐざい゛!ぐざぁぁぁい゛!やべでね!ゆ゛っぐり゛やべでね!」 「くさいとかいわないでねっ!!んほっ!んほおおおおおおおお!」 顔を真っ赤にして舌から唾液を撒き散らしながら、体を捻って男の手から脱出しようとする2匹。 そんな親ゆっくり達の抵抗は男の前には何の意味も成さない。 強引に親ありすの体を親れいむの中へねじ込んでいく。 やがて親ありすがぶるんぶるんと一心不乱に振り回す尻だけを残して親れいむのあにゃるに収まった。 裂けて崩壊する限界にまで押し広げられた親れいむのあにゃる。 赤ゆっくりを出産するだけでも想像を絶する激痛に襲われるというが、 今は生態サイズのゆっくりが収まろうとしているのだ。 その痛みは計り知れない。さぞかし苦しいだろう。 「ふほおおおおおお!ふほおおおおおお!ふほおおおおおお!」 「ん゛っぎぃぃぃぃ!い゛だい゛!!い゛だぁぁぁぁい゛!ゆ゛っぐり゛ざぜでぇぇぇぇぇ!!!」 歯を剥き出し、眼球をグルグルと回転させ、滝の様に汗と謎の液体を垂れ流しながら 耳を劈くような奇声をあげる親れいむの頭を鷲づかみにする。 その親れいむの顔を狂ったようにぷりんぷりんと暴れまわるありすの尻、あにゃるの前に寄せる。 「ゆ゛ッッ!!!」 ピタリと止まる親れいむの奇声、 まるで全力疾走しているかのような荒い呼吸をあげながら死にそうな顔で男の方を見た。 これからはじまる事をゆっくりと理解したようだった。死にそうな顔が死んだ顔になるのは時間の問題だろう。 徐々に距離を縮める親れいむの顔と親ありすのあにゃる。 携帯のバイブのような痙攣をしながら迫り来るあにゃると男の顔を交互に見る。 あにゃるとの距離が縮むにつれてその速度が増した。男が口を開く。 「なにか言いたい事は?」 「れ゛い゛む゛は゛!れ゛い゛む゛だげば!!だずげでねっっ!!」 「0点だ」 親れいむの顔を親ありすのあにゃるに一気に押し込む。 親れいむの体内から「んほおおおおおお!!!」と親ありすの篭った叫び声が聞こえてくる。 歯を食いしばって涙をダラダラ流しながら親ありすのあにゃるに入る事を拒む親れいむ。 男は髪の毛と一緒に親れいむのお飾りであるリボンを毟り取って地面に捨てる。 「ゆ゛!!ゆ゛ぅぅぅ!!れ゛いむ゛のぎれ゛い゛な゛おが・・・・・・ざあああぁぁぁあああッッ!?」 お飾りに気を取られた親れいむの顔面が一気に親ありすのあにゃるに挿入される。 目を見開いて口を窄めたマヌケ面が残像を残しながらケツの穴に沈んでいった。 ビクンビクン!と胎動するもう何だか良く分からない丸い物体。 中からは2匹の篭った苦悶のうめき声が聞こえてくる。 それを男は雑巾を絞るように一気に捻り上げた。 「びっ!!びっぎゅばあああああああ!!!」 「ゆびぺひぇぇぇぇっぇえっ!!おっばっ!!」 断末魔の悲鳴をあげるそれを子れいむ達の居る方向へ向かって放り投げた。 無言で痙攣する子れいむと泣きじゃくる子れいむの真ん中あたりにその丸い物体は落ちた。 弾む事無く、べしゃ!と湿った鈍い音を立てた。 それは男と子れいむ達が出会ってから1分弱の出来事だった。 「・・・・ひ・・・・ひ」 「ゆっぐち!ゆっぐちぃぃぃ!」 「・・・・・・えっ・・・・えべっ!・・・・えべひっ!!」 「・・・・・ばっ・・・ばばっ・・・・ばべばばっ・・・・・!!」 真っ青な顔で微動だにしないゆっくりは2日後に蟻が全身にたかってゆっくりと死んだ。 真っ赤な顔でダラダラと汗を垂れ流す逆立ちしたゆっくりは3日後にカラスによって何度も何度も体を突き刺されて死んだ。 真っ黒な何なのかよくわからない塊は1週間後に大雨が降ってやっと死ねた。 男ははまりさを抱き上げた。 背中と腹には枝によってつけられた大きな傷、そして頭からは何本も茎が生えている。 その茎の先には実ゆっくりは生っておらず、足元に小さな茎を生やした黒い塊がいくつも転がっていた。 親れいむと親ありすはすっきりして生ったばかりの実ゆっくりにまですっきりを行ったのだろう。 男はまりさの頭に生えた種無しの茎を毟り取って放り投げる。そして背中と腹の傷は手で押さえた。 「しかしこれは・・・・」 人間には医療の知識は無かった。 しかし素人の目から見ても手遅れなのは明らかだった。 薄目で虚空をぼんやりと眺めていたまりさだったが ようやく人間の腕に抱かれている事に気がつき顔を上げる。 「に・・・んげん・・・さ・・・まりさ・・・は・・・・」 フルフルと体を振るわせてまりさが力なく喋りだした。 「お前のお陰で畑は無事だ。礼を言うぞ、上出来だ」 人間が白い歯を出して微笑んだ。 この人間はたまに笑う。その笑った顔はとってもゆっくりできる。 そんな人間の笑みを見てまりさも力なく笑った。 「じゃ・・・じゃあ・・・ご褒美に・・・まりさのいうことをきくんだぜ・・・・」 「なんだ?」 「れいむ達を・・・・ゆるして・・・・あげるんだぜ・・・」 男の歩みが止まる。 もはやれいむ達は死んでいる。 生きてはいるが、死んでいないだけの存在である。あれは生きているとは言わない。 「昔のまりさと・・・・おなじなんだぜ・・・チャンスをあげて・・・ほしいんだぜ・・・」 まりさとれいむ達。 元はゲスだったまりさはれいむ達と同じと言いたいのだろう。 出会う順番がもし逆だったら、まりさがれいむ達のようになっていた? それは違うと人間は思った。一言で言うと運命。 運命は己の生き様によって選択される。 窮地に追い込まれたとき、とりあえず非を認めたまりさと 番を見捨てて自分の命だけを許して欲しいと懇願したれいむ。 れいむの運命はれいむの生き様から導き出されたものである。 一方的な穿った自分勝手な考えであるかもしれない。しかしそれが人間の考えだった。 「わかった。れいむ達はお前の時みたいに杭に縛り付けておいたからな」 「・・・・ゆっ、無事なの・・・・ぜ?・・・・よかったのぜ・・・」 「お前の畑でれいむを働かせてみろ、俺は知らないからね」 まりさの頬を涙が伝った。 お前の畑。まりさの居場所はあったのだ。 変な気を回さないで最初からお願いしていればこんな事にならなかったかもしれない。 まりさはゆっくりと路頭に迷うのが怖かった。 人間さんをゆっくりと信頼していればこんな事にはならなかったかも知れない。 打ち寄せる波の様にただただ後悔という言葉がまりさの頭の中を駆け巡った。 「も、もうひとつ・・・・もうひとつだけきいてほしいのぜ・・・・」 「まだあるのか?なんかおかしくない?それ?」 「・・・・すりすりしてほしいのぜ」 まりさの体から体温が急速に失われていく。 餡子の鼓動が全く感じられない。まりさに残された時間はもう殆ど無かった。 男ははまりさを持ち上げて優しく頬擦りした。 まりさは顔を綻ばせ「ゆっくりゆっくり」と小さく呟くと目を瞑った。 男もそれに答えて「おぉ、ゆっくりゆっくり」と呟いた。 いつの間にか風は止んでいた。 ゆっくりしていない風さんに驚いて隠れていた虫さん達が声をあげはじめた。 前は自分を馬鹿にしているように聞こえた虫さん達の声は今のまりさには心地よく聞こえた。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」とまりさに語りかけてくる様に感じた。 雲ひとつ無い晴れ渡った空。 その空にはゆっくりとしたお日様がいくつも昇っている。 見渡す限り一面の野菜畑、そこには大根だけでなく人参やじゃがいも 丸々と太った芋虫やちょうちょまでが生い茂っていた。 「ゆっ!ゆっ!ゆっくりすすむよ!」 頭に籠を乗せた親れいむが地面を元気良く跳ねる。 その籠の中には山の様に積まれた様々なお野菜さんが弾んでいる。 「「ゆっくち!ゆっくち!」」 畑に生える雑草を競うように引き抜いて楽しそうな声をあげる子れいむ達。 時折頬をすり合わせて互いの健闘を称えあう。 「ゆっ!おちびちゃんたち!すりすりもいいけどゆっくりとがんばろうね!」 「ゆっくち!りかいしたよ!」 「ゆっくち!がんばるにぇ!」 口にくわえていた如雨露を地面に置いて親ありすが子れいむ達に声をかける。 子れいむ達は交互に地面を軽やかに弾んでそれに答えた。 人間さんが使っていた大きな鍬を口にくわえて振りかざしながら その様子をにこにこと嬉しそうな表情で眺めるまりさ。 お腹と背中に大きな傷跡は残ったが、人間さんの献身的な介護もあり、まりさは一命を取り留めた。 今ではお野菜さんは勝手に生えてこない事をゆっくりと理解したれいむ一家は ゆっくりと反省してまりさの仕事を手伝ってくれている。 かつて腐った魚の様な目をしていたゆっくり達は手を取り合って 人間さんから任せられた広大な畑を取り仕切っていた。 「ゆっくりおろすよ!」 大きな樽に籠に入ったお野菜さんを流し込む親れいむ。 その2つの大きな樽の中にはぎっしりと色々なお野菜さんが詰まっていた。 ひとつは人間さんに、もうひとつはかつての群のゆっくり達に 大きな鍬を地面に置いてそれを眺めていたまりさの顔がほころんだ。 今回のお野菜さんはいつもより一層ゆっくりしている。皆喜んでくれるに違い無い。 「ゆっ!準備ができたのぜ!みんなゆっくりとお野菜さんを運ぼうね!」 「ゆっくりはこぶよ!」 「ゆっくり理解したわ!」 「「ゆっきゅりはこぶにぇ!」」 ぽいんぽいんと地面を跳ねて樽の周りに集まるゆっくり達。 しかしその時、ぽつぽつと水滴が地面を濡らし始めた。 「ゆっ?」 それを見上げるまりさ。 雲ひとつ無い晴天だった筈の澄み切った空は 見る見るどんよりと薄暗いドロドロとした雲が覆った。 強まる雨脚にまりさは眉をひそめた。 「みんなゆっくり人間さんの巣に非難するの・・・・ゆゆっ?」 まりさが振り返るとそこには何も無かった。 ゆっくりと反省した仲間達も無限に広がる広大な畑も何も無かった。 ただ真っ白で何も無い光景がどこもまでも遠くまで続いていた。 まりさは小首を傾げてその不思議な光景をいつまでもいつまでも眺めていた。 とぼとぼと薄暗い夜道をまりさを抱きかかえた男が進む。 道の小石を踏みしめる音と静かな虫の声だけが辺りに響いた。 まりさの頬を水滴が再び打つ。男は空を見上げて独り呟いた。 「あぁ、降ってきたな。一雨来る前に早いとこ帰ろうか。まりさ」 空にはとってもゆっくりとした星空と満月がぽっかりと浮んでいた。 おしまい ※虐待パートのはかどることはかどること 今まで書いたもの ゆっくり見せしめ ゆっくり電柱 ゆっくり脳内補完 副工場長れいむの末路 副工場長れいむの末路2 副工場長れいむの末路3 副工場長れいむの末路4 ゲスが見た夢1 ゲスが見た夢2 このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/nioka/pages/1780.html
1 :どうですか解説の名無しさん:2009/02/05(木) 07 15 06.07 ID YS8MQoNm 甘党に切り替えていく 2 :どうですか解説の名無しさん:2009/02/05(木) 07 20 32.28 ID ueXIwEiw 甘い方が好き 3 :どうですか解説の名無しさん:2009/02/05(木) 07 50 22.53 ID SjB9v7kx (意外と腐りやすいとは)知らなかった 4 :どうですか解説の名無しさん:2009/02/05(木) 08 39 08.25 ID 1Mh8K57L 二岡をスレタイに入れただけの野球と関係ない馴れ合い雑談スレ 5 :どうですか解説の名無しさん:2009/02/05(木) 08 57 05.11 ID yIDvJYRG 焦げやすくなるよ 6 :どうですか解説の名無しさん:2009/02/05(木) 09 16 59.81 ID yg/YOnNt ニ岡、生卵にソースをかける
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3736.html
『自家製ゆっくり忌避剤』 18KB いじめ 虐待 野良ゆ 独自設定 うんしー ぺにまむ 初投稿です。拙い点はご容赦願います。 初投稿です。いろいろご容赦願います。 うんしー、ぺにまむ表現あります。 素晴らしき設定とネタを築き上げた先達に感謝を捧げます。 『自家製ゆっくり忌避剤』 「今日は天気がいいな。忌避剤の仕込みでもするか」 朝一番、カーテンを開けると独り呟いた。忌避剤とは自家製の『ゆっく り忌避剤』のことだ。市販のもあるのだが量の割に高価だし、どちらかと 言うと田舎に近く敷地が広い我家では大量に必要なので高くつくのだ。 俺はいわゆるガーデニングを趣味にしていて、色々な花や野菜を庭に植 えている。しかし森や林が近くにあるこの地域では、あの害饅頭共による 被害が絶えなかった。見るだけでもクソムカツクあいつらを近づけないた めにはどうするか、農家をしているお隣さんに相談したら、嬉しいことに 自家製ゆっくり忌避剤の作り方を伝授してもらったのだ。少し分けてもら ったのでさっそく試したところ、その効き目は素晴らしいものがあった。 以来、作る過程もガーデニングの延長として楽しんでいる。 俺は戸締まりを確認すると、自転車に防音加工が施された透明な箱を荷 台に載せて市街地に向かった。もちろんゆっくりを捕まえるためだ。この あたりの野生ゆっくり共は群を作らず分散して暮らしているらしいので、 森に分け入って探すのは効率的でない。そこで市街地の公園に巣食う野良 ゆっくりを狙うのだ。ささやかながら環境美化にもなるからちょうどいい。 朝の新鮮な空気を堪能しつつ公園に着くと、さっそく第一ゆっくり発 見! 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!」 元気よく跳ねているまりさだ。その先には親れいむ、子まりさと子れい むが1匹ずついた。 「おちびちゃんたち!きょうもゆっくりしようね!」 「ゆっくち!ゆっくち!」×2 何ともテンプレな一家だ。 「れいむ!おは...」 最初に見つけたまりさがれいむに呼びかけようとしたところで、俺はま りさを押さえつけて植え込みの陰に連れ込んだ。そしてラムネを口に放り 込むと、ガムテープで閉じる。この間、わずか20秒。我ながら惚れ惚れす るような早業だ。まりさは俺の足の下でもがいていたが、やがておとなし くなった。眠ったのだろう。 「ゆ?まりさのこえがしたようなきがするよ?」 親れいむはきょろきょろと見回すが、声の主が見当たらないことで気の せいと思うことにしたようだ。2匹の子ゆっくりを連れてどこかに行って しまった。そして俺は眠るまりさを透明な箱に押し込んで公園を後にした。 家に帰る途中でまりさは目が覚めたらしい。荷台に積んだ透明な箱がガ タガタと音を立てている。ヒモでしっかりくくってあるし、フタはゆっく りごときに開けられない。きっと出せとか色々罵詈雑言をわめき散らして いるんだろう。俺は今後を考えて爽やかな笑みを浮かべるとペダルを漕ぐ 脚に力を込めた。 「このくそじじい!まりささまにいきなりなにするんだぜ!しゃざいとば いしょうをようきゅうするのぜぇ!」 透明な箱のフタを開けて口に張ったガムテープを剥がすと、さっそく聞 こえる暴言。おお、こわいこわい(笑) 「なにするって、とりあえず拉致ってきたんだけど?」 俺はまりさを抱き上げる。 「ゆゆ~ん、おそらをとんでるみたーい!...きたないてでさわるな!くそ じじい!ゆっくりしてないじじいはしね!!」 しかし、ゆっくりって何でこうも言うことがだいたい同じなのかね。ま あ、鳴き声みたいなもんだからしょうが無いか。 「はい、ゆっくりゆっくり」 俺は完全に聞き流す。そしてまりさの帽子を取り上げると、まりさを逆 さにして置いた。ぐねぐねと動くあんよの裏がキモい。こう逆さにすると ゆっくりは動けなくなる。最初は半信半疑だったがやってみて納得した。 昔の人は偉いな! 「ゆぁぁぁぁぁあああ!!おぼうしかえしてぇぇぇぇ!!」 砂糖水の涙をあふれさせて泣きわめくまりさ。 「後で返してやるよ」 俺は必要な道具が入った箱を取り出す。 「まずはあんよからいこうか」 俺はお隣さんから習った手順通りに忌避剤作りにかかる。手に取ったの は、薄い竹のヘラだ。長さ40cm、幅7cmほどで、振ると良くしなる。竹製 のムチで「しっぺい」というらしい───これは例のお隣さんからもらっ た───それを右手で振って、左の手のひらで受け止めて感触を確かめる。 パシィ!パシィ!といい音がする。もちろん俺は痛くない。 「い゛や゛ぁ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!ゆ゛っ゛く゛り゛で゛き゛な゛ い゛お゛と゛が゛す゛る゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ!」 「ああ、ゆっくりさせるつもりなんて毛頭ないからな」 そう答えるや否や、俺はそのしっぺいをまりさのあんよに打ち下ろす。 パシィ!「い゛た゛い゛!」 パシィ!「や゛め゛て゛!」 パシィ!「わ゛る゛い゛こ゛と゛し゛ま゛せ゛ん゛!」 パシィ!「こ゛み゛あ゛ら゛し゛ま゛せ゛ん゛!」 パシィ!「こ゛う゛え゛ん゛の゛お゛は゛な゛さ゛ん゛た゛へ゛ま゛ せ゛ん゛!」 パシィ!「ほ゛う゛け゛ん゛も゛は゛き゛ま゛せ゛ん゛!」 パシィ!「に゛ん゛け゛ん゛さ゛ん゛の゛い゛う゛こ゛と゛き゛き゛ ま゛す゛!」 パシィ!「ゆ゛る゛し゛て゛!」 パシィ!「ゆ゛き゛ゃ゛ぁ゛あ゛っ゛!」 パシィ!「ゆ゛ひ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛い゛い゛い゛い゛!」 叩き始めるとさっきまでの威勢はどこへやら、まりさから漏れるのは謝 罪と懇願、悲鳴のオンパレードだ。そのまま叩き続けると、あんよはすっ かり腫れ上がった。このしっぺいを使うとゆっくりの皮を破らずにダメー ジを与えて苦痛を長引かせるそうだ。ハエ叩きでもいいって、お隣さんは 言っていたな。 「ふう、まずはこんなところかな」 「まりささまのあんよがぁぁぁぁ!もどせぇぇぇ!なおすんだぜぇぇぇ! くそじじいぃぃぃ!」 さっきまでと言っていたことが違うな。まあ、どうでもいいことだ。俺 は額の汗をタオルで拭くと、食塩水を含ませたハケを手に取る。 「ゆ?それはなんなのぜ?おくすりならさっさとぬって、まりささまのあ んよをなおすのぜ!それからこのおうちとあまあまをまりささまにけんじ ょうして、びゆっくりをつれてくるのぜ!」 どうも言ってることからすると、このまりさゲス気質があるようだ。そ れならそれで良い。その分楽しくなるからな。 「はいはい、じゃあ塗ってあげますよ~」 俺は一切の躊躇無く、腫れ上がったまりさのあんよに塩水を塗った。 「ゆ゛っき゛ゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!い゛ た゛い゛っ゛!い゛た゛い゛っ゛!い゛た゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ ぃ゛ぃ゛ぃ゛っ゛!!」 まりさは絶叫を上げ、ビクンビクンと身体を振わせる。俺は構わずハケ を動かすが、その動きも激痛らしい。 「ゆがっ!ゆげぇっ!ゆごぉぉぉぉっ!」 白目を剥いて痙攣するまりさ。もろいなぁ。この前のありすはもうちょ っと頑張ったぞ。これであんよの処理は終了。フライパンで焼くと言うの もあるそうなんだが、調理器具で野良ゆっくりを焼くなんて不衛生で抵抗 があるし。 まだ痙攣しているまりさを台の上に乗せる。逆さにしていたのを元に戻 し、お帽子もかぶせてやる。 「ゆ゛...ゆ゛っ゛く゛し゛...ゆ゛っ゛く゛し゛ぃ゛ぃ゛...」 そしてヒモでまりさの身体と台を一緒に十字に縛る。 「ゆぐっ!なにするのぜ!?」 「なにって、虐待してから虐殺。これからお前はさんざん苦しい思いをし てから死ぬの。ゆっくり理解してね!」 「な゛に゛い゛っ゛て゛の゛せ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛っ゛!ま゛り゛さ゛は゛ い゛き゛て゛る゛の゛せ゛ぇ゛ぇ゛っ゛!!は゛か゛な゛の゛?!し゛ ぬ゛の゛!?」 「死ぬのはお前。そして最後はゆっくり忌避剤になるんだよ」 「ゆうぅぅぅ!?なんでまりさがそんなごどにぃぃぃぃ!」 「う~ん、朝、俺の目の前に出てきた時点で、お前の運命詰んでたんじゃ ないか?諦めろ。それからお前が忌避剤になることで、他のゆっくりが結 果として救われるんだ。きっと閻魔様も最期の善行として認めて、ゆっく り以外の生き物に生まれ変わらせてもらえるかもよ?アリとか」 「ゆがぁぁぁぁあああああ!ふざけるなぁぁぁぁぁっ!!ゆっくりはあり いかじゃないぃぃぃっ!」 「うん、そうかもな。ゆっくりと比べたらアリに怒られるな。すまんア リ」 「ゆがぁぁぁぁぁぁっ!」 「じゃ、そろそろ逝ってみよー!」 まずはしっぺいで全身をパシパシ叩く。ここでもギャアギャア泣きわめ くがさっきと大差ないので省略。ほどよく腫れてきたところで次は爪楊枝 をぷすぷす刺していこうか。 「ゆ゛っ!なんだかそれはゆっくりできないのぜ!」 「うん、そうだろうなぁ。いままでいろんなゆっくりを刺してきたからな、 コレで」 俺はそう応えると、その爪楊枝をまりさの目の前で左右に動かした。そ れにあわせてまりさのおどおどした目も動く。ゆっくりごときに新品を使 うのはもったいないので一度虐待に使ったのを回収して再利用していただ けなのだが、これに今まで虐待したゆっくりの死臭が染み込んでいるらし く良い虐待道具となっている。 「ゆ゛ひ゛ぃ゛っ゛!や゛め゛て゛や゛め゛て゛や゛め゛て゛ぇ゛ぇ゛ ぇ゛っ゛!」 まりさは爪楊枝の動きを目で追いながら懇願する。そろそろ頃合いかな。 えいっ! 「ゆ゛こ゛へ゛ぇ゛ぇ゛お゛へ゛ぇ゛ぇ゛え゛ぇ゛ぇ゛っ゛!」 まりさは舌を突き出して悶える。うん、いい声だ。まずは何をしても見 ていられるように瞼を縫い留める。 「ま゛ふ゛た゛さ゛ん゛っ゛!う゛こ゛い゛て゛ね゛っ゛!?と゛ほ゛ し゛て゛と゛し゛て゛く゛れ゛な゛い゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛!」 ぷす。「ゆ゛ひ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!」 ぷす。「っき゛ゃ゛へ゛へ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!」 ぷす。「き゛ょ゛わ゛い゛よ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!」 ぷす。「た゛す゛け゛て゛っ゛!」 ぷす。「か゛ん゛へ゛ん゛ち゛て゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛っ゛!!」 上瞼、下瞼共に爪楊枝で固定する頃には、まりさはおそろしーしーをお 漏らししていた。 「きったねーなー、たくよぉ。このお漏らしまりさめ。まりちゃはあかゆ っくちなんでちゅかぁ~?おもらちちないよーに、しーしーあにゃをふち ゃぎまちょーねぇー」 俺はわざとらしい赤ちゃん言葉をかけながら、まりさのしーしー穴に餡 子のこびりついているチビた鉛筆を挿し込んだ。 「ゆぴぃぃぃぃぃ!」 狭い穴を無理やり広げるように挿し込んだのだ。痛いだろう。おまけに コレも、ゆ虐に使い込んだやつだしな。 この後、俺は例の使い込んだ爪楊枝で全身を刺してゆく。30分ほどでま りさはヤマアラシさながらの姿になった。顔、というか身体の前面で爪楊 枝が刺さっていないのは目とまむまむ穴だけだ。上下の唇も反転させて縫 い付けるようにし、食いしばる歯が剥き出しになっている。 「ゆ゛っ゛、ゆ゛っ゛、ゆ゛っ゛、ゆ゛っ゛、ゆ゛っ゛、ゆ゛っ゛、ゆ゛ っ゛」 「おっといかん。ヤバいヤバい」 俺はオレンジジュースを手に取ると、上からかける。途端に白目を剥い ていたまりさの目がグリンと動き、生気を取り戻す。 「ゆ゛か゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!ほ゛ほ゛ ひ゛へ゛っ゛!?ほ゛ほ゛ひ゛へ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!?(ゆがぁぁぁぁ ああああぁぁぁ!どうしてっ!?どうしてぇぇぇぇ!?)」 あーなんか喚いてますねぇ。俺はここで棒に綿を巻き付けたものを手に 取った。それは赤っぽい色をしている。俺はそれをまりさの鼻先に突きつ けた。 「まりさ~、これのニオイが分かるかな?」 「ひ゛ひ゛ゃ゛し゛ゃ゛!ひ゛ひ゛ゃ゛し゛ゃ゛っ゛!ひ゛ゃ゛ーひ゛ ゅ゛し゛ゃ゛ん゛は゛ひ゛ゅ゛っ゛く゛ひ゛へ゛ひ゛ゅ゛は゛ひ゛~ っ゛!(いやだ!いやだっ!ラーゆさんはゆっくりできないい~っ!)」 「はい、正解!これはラー油を染み込ませてありまーす」 そう言うと俺はまりさのまむまむ穴に小指を入れ、震わせる。 「ゆ゛ふ゛ふ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!?ゆ゛っふ゛ぅぅぅ...」 このまりさ、欲求不満だったのか快楽に弱いのか簡単に濡れやがった。 まあ、その方がやりやすいがな。そして、ねっとりと濡れてきたところで 指を抜く。しかしキモイ。 「ゆふぅぅ!?」 まだくぱぁと開いているそこに、さっきのラー油を含ませた綿を巻き付 けた棒を突っ込んだ。 「ゆっぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ い゛い゛い゛い゛っ゛!!!!」 一瞬の間を置いて、まりさがここ一番と言う感じの悲鳴を上げた。そり ゃあ、濡れたまむまむにそんなもん突っ込まれたら堪んないよなぁ。人間 でも痛いと思うぞ。 辛いのが毒になるゆっくりはラー油で死ぬことがあるらしいので、俺は オレンジジュースを何回か注射する。そして吐餡を防ぐために口をガムテ ープで塞いだ。 台の上で涙やら気持ち悪い汁やらを垂らしながら、ぐねぐねと身をよじ るまりさを横目に俺は昼飯を食うことにした。 「オムライス食べまーす。むーしゃむーしゃ、し、しあわせー!」 俺はまむまむの激痛に悶えるまりさを前に、わざとゆっくりのマネをし ながら飯を食う。さらに料理のニオイを手であおいで、まりさに向けて送 ってみる。食い気の多いゆっくりには、これがかなり効くらしい。 食事を終えた俺は、まりさに刺した一度全ての爪楊枝を抜いた。もっと もただ抜くんじゃなくて、抜く時に捻ってより痛くしてやる。その痕には オレンジジュースを塗って塞いでやる。そうしないとこの後の虐待に都合 が悪いのだ。それからまむまむに突っ込んだ棒と脱脂綿を抜いた。閉じる 気配のないそこはすっかり爛れているようだ。 「あ~あ、まりさ。もうまむまむは壊れちゃったね~。でも、これなられ いぱーありすににんっしんっさせれないよ!お兄さんいい人だね!いっぱ い褒めていいよ!」 そうして、口を塞いでいたガムテープを剥がす。 「ふざけるなぁぁぁぁっ!ま゛り゛さ゛の゛、ま゛り゛さ゛の゛、くうぜ んぜつごのめいきがぁぁぁぁ!!」 「ブッ!空前絶後の名器(笑)って、お前どこで覚えたんだよそんな言葉 www」 俺はおもわず腹を抱えて笑いそうになった。これだからゆっくりってや つは。 「でも、まだまりさにはぺにぺにがあるね!」 「ゆ?そうだよ!ならぶもののないまりささまのぺにぺにで、いならぶゆ っくりをへぶんじょうたいっにさせてやるのぜ!」 俺の誘導に乗って、ちょっと傷が塞がったら途端に図に乗ってるまりさ。 まあ予定通りだがな。 「じゃあ、そのまりさ自慢のぺにぺにをちょっと見せてくれよ」 俺はさっそくまりさの身体を左手で揺する。 「ゆ?ゆゆゆゆゆゆ...ゆほぉぉぉ!」 さっそく、発情して顎の下からにょっきりと突き出すペにペに。それ目 掛けて、俺は後ろ手にした右手に隠し持っていたトンカチを振り下ろす。 「そぉい!」 ぐじゃ! 「ゆゆゆ!?...ゆぎゃぁぁぁぁぁああああああぁぁぁぁっ!は゛り゛さ゛ のぺにぺにがぁぁぁ!!」 俺の振り下ろしたトンカチは、狙い過たずまりさのぺにぺにを叩き潰し、 根元から引きちぎった。 「テグス巻き付けて輪切りにしようかと思ってたけど、これが手軽で良い なぁ」 「い゛い゛わ゛け゛な゛い゛で゛し゛ょ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!ぺに ぺにが!ぺにぺにがぁぁぁぁ!!」 「ほらぁ、ありすじゃないんだから、ぺにぺに無くっても大丈夫だよ」 「ふ゛さ゛け゛る゛な゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!ま゛む゛ま゛む゛も゛た゛ め゛な゛ん゛た゛か゛ら゛、こ゛れ゛て゛あ゛か゛ち゛ゃ゛ん゛つ゛く゛ れ゛な゛く゛な゛っ゛た゛て゛し゛ょ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!?」 「問題無いじゃない、これからまりさはもっと酷い事されて俺に殺される んだから。忘れたの?やっぱり餡子脳だからバカなの?」 「じねぇぇぇぇぇっ!じじいはゆっくりしないでいますぐじねぇぇぇぇぇ っ!」 「はいはい、テンプレテンプレ」 俺はまりさの罵声をさらりと聞き流すと、まりさを固定してある台ごと 持ち上げてテレビの前に移動する。そして、チビた鉛筆を突っ込んだまま のしーしー穴と爛れたまむまむ、ちぎれたぺにぺにの痕を覆うようにガム テープで塞ぐ。まりさはまるでオムツをしているような外見となった。 「でっかい赤ゆみたいだな」 「ゆぐぐぐぐぐ...」 歯ぎしりするまりさを横目に、俺はビデオとTVをオンにした。そして俺 はまりさの前に山盛りの餡子を置いた。それを見てまりさの目の色が変わ った。だが、その中にはゆっくり用の下剤を大量に混ぜてある事を、まり さは知る由もない(笑) 「まりさ、腹が減っただろう。あまあまをたっぷり喰わせてやる。感謝し ろよ」 ちなみのこの餡子、近くの農家の罠にかかった番のゆっくりの餡子だ。 俺が丁寧に虐待しておいたから、とっても美味しいあまあまになっている はずだ。このまりさは野良だったんだから、こんな大量のあまあまを喰う 機会なんて無かっただろう。最期にたらふくあまあまを喰えるなんて、野 良ではあり得ないぐらいに幸せな最期だぞ。 「ゆ!?ようやくまりささまのいだいさがわかったのかじじい!くそどれ いにしてやるからもっともってくるんだ...むぐううう!?」 まりさの言う事を聞く気がない俺は、スプーンですくったそれをまりさ の口に押し込んだ。そしてつぎつぎにまりさの口に押し込んでゆく。むー しゃむーしゃ、しあわせー!を言わせる時間も与えずにだ。だがあまあま を喰えるせいか不満そうな様子は無い。 そして全ての餡子を喰わせ終わると、まりさのあにゃるにドングリを突 っ込む。すべすべした表面のそれは、町の街路樹に使われているマテバシ イのドングリだ。大砲の弾のような形をしたそれは、大きさや形が成体ゆ っくりのあにゃるにちょうどフィットする。 「ゆほぅ!?」 気色の悪い声を出すまりさ。栓をした上からさらにガムテープを貼って おく。 「さて、まりさ。これを見てご覧」 俺はビデオの再生ボタンを押した。そこには先ほどの自分と同じく、大 量の餡子をむーしゃむーしゃするまりさの姿が映し出された。 「これはさぁ、だいぶ前に永遠にゆっくりしちゃったまりさなんだけど、 美味しそうに餡子食べてるよね!」 「ゆぅ?それがどうしたのぜ?」 「このまりさがどうなったのか、早送りしてみてみよーか」 そして俺は早送りボタンを押す。 餡子を喰いまくったまりさはまん丸になって膨らみ、こーろこーろして いた。しかし、やがてまりさは悶えだし、苦しげに縮こまったり、のーび のーびする。やがて、あにゃるから液状のうんうんが猛烈な勢いで噴き出 す。その勢いで転がり、自身がうんうんまみれになるほどの勢いでだ。そ のまりさはうんうんと一緒に己を維持する餡子まで噴出させてしまい、ぺ ちゃんこになって動かなくなった。そこでビデオは終わった。 「ゆぅぅぅぅ!?なんであのまりさはえいえんにゆっくりしちゃったのぉ ぉぉぉ!?」 「そりゃあ、ゆっくり用の下剤を大量に混ぜたからな。知ってるか?下剤 を必要量以上に飲むと、大切な餡子までうんうんと一緒に出してあのまり さみたいになるんだ」 「ゆ?ま...まさか...」 「うん、まりさ、今一杯食ったね!」 「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!う゛ん゛う゛ん゛し゛た゛く゛な゛い゛ っ゛!ぽんぽんさん、うんうんださないでぇぇぇ!あにゃるさんもおねが いしまずぅぅぅぅぅっ!!」 「だから、あにゃるにフタをしてやっただろう?これならうんうん出ない ぞ!」 「ゆ!?そういえばそうなのぜ!これでまりささまはだいじょうぶなの ぜ!」 「じゃあ、下剤入り餡子もっと食べようか」 「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!ゆ゛っ゛く゛り゛て゛き゛な゛い゛ ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!」 「ハッハッハ!遠慮するなって」 俺はまりさの口をこじ開けると、下剤入り餡子を詰め込んでいった。口 を塞いで頭を押して咀嚼させて飲み込ませる。そしてまた口をこじ開けて ...この作業を10回ほど繰り返すと、餡子は全て無くなった。成体ゆっくり 2匹分も喰ったから、肌はパンパン、縄が食い込んでいやがる(笑)もち ろん吐餡できないように再度ガムテープで口を塞いだ。 「さて...最期の仕上げとゆきますか」 俺は口とアナル、そしてまむまむやしーしー穴など身体に最初からある 穴と言う穴を塞がれたまりさを屋外に持ち出した。さすがに成体3匹分の 重さはけっこうある。 外にあるのは大きなポリバケツだ。ヒモを解いて、おさげでまりさを引 っ張り上げると中に入れる。中に入るとまりさは激しく身をよじらせた。 ここがどういう場所か分かったようだ。 「臭いんだろう?そうだよ、ここで今まで何匹のゆっくりが死んだのかな ぁ。ここでね、たくさんのゆっくりが死臭に囲まれてゆっくりできない中 で、自殺すら許されず、苦しみながら自分のうんうんにまみれて溶けて死 んでいったんだ。まりさもその中のひとつになるんだよ。ゆっくり理解し てね!」 それを聞いたまりさはいっそう激しく身をよじる。壁に体当たりしてポ リバケツから出ようとしているのだろうが、最初にあんよを痛めつけてあ るから動けないのだ。目からは再び滂沱と涙を流す。 「最後に振る舞ったあまあまの事を教えてあげるね!あの餡子は、番のれ いむとまりさだったものなんだよ。たっぷり痛めつけたから、すごく甘か っただろう?美味しく食べてもらえて、しあわせー!だね!」 ゆっくりに取って最大の禁忌のひとつ同族喰い。それを知らずとは犯し た事を知ったどう思っただろう。 俺はそこまで言うと、まりさのあにゃるに貼ってあるガムテープを剥が した。これで栓をしてあるのはドングリだけだ。表面がすべすべしている ドングリに、どの程度期待できるかは知れたものだけど。 ポリバケツの蓋をきっちりと閉める。ポリバケツは10秒ほど静かだった か、やがて中からカンッ!と硬いものが当たる音がした。それとほぼ同時 に、ガタンガタンとポリバケツが大きく揺れる。中で噴出する液状のうん うんでロケット状態になったまりさが壁にぶつかっているのだ。その状態 がしばらく続き、静かになった。 フタを開けると、皮だけになったまりさと、その帽子が液状のうんうん の中で浮いていた。自らの液状うんうんで溶けかけているそれは、絶望し 切ったいい感じのデスマスクだ。これなら今度の自家製ゆっくり忌避剤も 効果を上げる事だろう。 俺はそれに水を加えて薄め、さらに別の場所に置いておいた今までこの 中で死んだゆっくりのお飾りを加えてよくかき混ぜる。単に潰すだけだと なかなか水に溶けないゆっくりの餡子だが、液状のうんうんにしておけば 水を加えるだけで楽だ。 こうして『自家製ゆっくり忌避剤』は今まで死んだゆっくりの苦痛や絶 望、恐怖を加えてさらに効果的になる。ウナギ屋の秘伝のタレみたいなも のだ。 「さて、さっそく撒いてくるか」 俺はまりさだったものがとけ込んだそれをジョウロに汲んで、庭に向か った。 ( 了 ) うだうだと長くなってしまいました。ここまで読んでくださってありが とうございます。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1712.html
☆『ゆっくりフォアグラ』が元ネタです ☆独自設定も垂れ流しています ☆小ネタです 作者は『れいむ虐待』を書いたしまねこです。 ここはゆっくり加工所の中庭だ。 そこでは楽しそうに跳ね回るゆっくり達を見ることができる。 『ゆゆ~ん♪ひなたぼっこさんはゆっくりできるよぉ…。』 『ぼーるさん、ゆっくりまってね!!』 『とってもとかいはなおはなさんね!!』 芝生の上に寝転がるれいむ、遊具のボールを追いかけるまりさ、シロツメクサにみとれているありす…。 どのゆっくりも思い思いの"ゆっくり"を満喫している。 この中庭のフェンスには看板が掲げられている。 そこには手書きででこう書かれていた。 "フォアグラ用子ゆっくり"と。 この加工所では"ゆっくりフォアグラ"なるものを生産している。 フォアグラとは人工的に太らせたガチョウの肝臓のことで、世界3大珍味にも数えられるほどのものだ。 ゆっくりフォアグラもゆっくりをこれでもかというほど太らせ、その中枢餡をおいしく頂くというちょっとした贅沢品である。 先ほどの中庭にいたゆっくりたちはフォアグラへの第一段階。 とにかく健康に育て上げるのだ。 食用の子牛が野外でのびのびと育てられるのと同じようなものである。 中庭の隣の部屋を覗いてみると、第二段階のゆっくりたちを見ることができる。 金属のアームに体を支えられたゆっくりたちがズラリと並べられている。 そのゆっくりたちは、でいぶのようにでっぷりと太っているのだ。 いや、この場合は太らされているというべきだろうか。 なすび型というよりも、ぶよぶよで饅頭の形を保っていることすらできない。 アームで支えないと自重でつぶれてしまうほどなのだ。 ジリリリリリリ…。 突然部屋にベルの音が響き渡った。 それと同時にゆっくりたちがざわめいた。 『ぼうあまあまざんばいらないよぉ…』 『ばりざのぽんぽんざんが、はれつしぞうだよぉ…』 『こんなのどがいばじゃないわぁ…』 このベルは食事の合図なのだ。 上からチューブが出てきて、ゆっくりの口の中に無理やり押し込まれる。 『ゆぐっ!?やだぁ!!あばあばざんはぼういやえぐっ!!!!』 『ばりざばぼうおなががいっばいでずう!!!いりばぜゆ゙ぅっ!?』 『ごんなのひどいば、どがいばじゃゔっ!!!』 口につながれたチューブから、"あまあまさん"こと、砂糖漬けのフルーツをペースト状にしたものが流し込まれる。 この加工所のフォアグラは、自然食品で育てていることをウリにしているのだ。 とはいえ、当のゆっくりにとっては苦痛以外の何物でもない。 『やべで、やべ、ゆぐぅ!!ゆぎ、ゆげぇ!!!』 『ゆがぁ、も゙ぉだべだぐな、ゆぐ、ゆぅぅ!!!』 『いらないよ゙ぉ!!!ゆが、ゆげぇ、げほっ!!!』 うんうんが排出されないよう、あにゃるに栓をしてあるため、排泄行為もままならない。 こんな地獄の生活が1ヶ月ほどつづいたころには、最終段階の工程に突入である。 第二段階が終了したゆっくりたちは、ベルトコンベアで隣の部屋まで運ばれる。 そこではフォアグラとなる中枢餡を取り出し、いよいよ出荷するのだ。 この加工所では人間が一匹ずつ丁寧に取り出していく。 まずはゆっくりの腹に切れ込みを入れて、周りの餡子を丁寧にかき出していく。 なにぶん太っていて体積があるため、大変な作業である。 そしてゆっくりの感じている苦痛もまた大変なもので、なかには非ゆっくり症になるものもいるという。 『ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙』 中枢餡の位置が分かると、手に持っていたナイフでそれを慎重に取り出す。 この中枢餡が体から離れた段階でゆっくりはやっと死ねる。 長い苦しみから解放されるのだ。 『も…ゆっ……し…か、た…。』 取り出された中枢餡は綺麗にパッキングされ、段ボール箱に詰められてそれぞれの食料品店やレストランへ届けられる。 鬼威加工所謹製のゆっくりフォアグラ、ぜひ一度はゆっくりたべていってね!!! あとがき 最近食用ネタを書いてみたかったので。 虐待シリーズの続編はもうちょっとまっててね!!! 誤字脱字等ありましたら感想フォームなどで連絡をお願いします。 最後まで読んでくださりありがとうございました。 byしまねこ このSSに感想をつける このSSでゆっくりできたらクリックしてね!!! 選択肢 投票 ゆっくりできたよ!!! (0) ゆっくりできるわけないでしょおおお!!? (0)
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3439.html
『助けてやるよ』 15KB いじめ 番い 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです。 「ゆひっ…ゆひっ…ぜっぜっ…もうやだ…まりざ…ぴょんぴょん、しだくないのぜ…ぜ…」 一匹の成体まりさが、公園の中を跳ね回っている。 ボサボサの金髪とおさげを振り乱し、汗と涙と涎を撒き散らしながら、重い体を跳躍させる。 まりさの周りには三人の少年が、楽しそうに歩いている。 しばらくするとまりさは跳ねるのを止めて、苦しそうに息をしながら空ろな目で少年達を見上げる。 「何やってんだよ!もう終わりか?お山で一番、あんよが速いんじゃないのか?」 「おら!もっと気合を入れろよ!あと公園30周走らないと、お前のガキ殺すぞ?!」 少年達は口々にまりさに罵声を浴びせ、尻や顔に蹴りを入れていた。 「やめでぇぇぇ!はじりまずぅぅ!はじりまずがらぁぁぁぁ!!だから、いだいのはやめでくだざいぃぃぃ!!」 「そんなに泣くなよ!お山で一番強いんだろ?ガキも見てるんだし、もっとカッコいいところ見せてくれよ!」 「そーそー、最初に絡んできた時みたいにさ!そんな事じゃ、人間から畑を奪い取れないぞ!」 「ゆぐぅぅ…ぐやじいのぜぇぇぇ…ゆぐっ…ゆぐっ…」 土や靴の跡が体中についたまりさは、悔しそうに口を曲げながらポロポロと涙をこぼす。 そんなまりさを笑いながら見ている少年達。 そこから少し離れた場所に、自転車に乗った少年が一人、やはり笑いながらまりさを見ていた。 自転車の前輪のスポークには子まりさと、子れいむが1匹ずつ、まるでボールが挟まっているかの様にそこに収まっている。 「ゆえぇぇ…おちょーしゃ…ゆっくち…ゆっくちぃぃぃ!」 「ゆんやぁぁぁ!はやく、れーみゅを、たすけちぇよぉぉぉ!!」 二匹は泣きながら体をブリブリと動かすが、手足のないゆっくりでは自力での脱出は困難だった。 自転車に乗った少年は、スポークの子ゆっくりを面白そうに眺めると、自転車を漕いで親まりさの周りをくるくる回り始めた。 「ゆぴゃぁぁぁぁぁ?!ぐりゅぐりゅぅぅぅぅぅぅ!おめめがまわりゅりゅぅぅぅぅ!ゆっげぇぇぇぇぇ?!」 「ゆびゃぁぁぁぁぁ!!れーみゅ、ぐりゅぐりゅ、きらいぃいぃぃ!ゆぐぶぶぶぶぶっ!」 二匹はタイヤの回転に合わせて、グルグルと回る。 子ゆっくり達はこの運動に耐え切れず、しーしーを撒き散らしてゆんゆんと泣き叫んだ。 「ゆぅ!やめろぉぉぉぉ!おちびをいじめるなぁぁぁぁ!まりさ、ほんきでおこ 『ドカッ!』 ゆっぼぉぉぉ?!」 「ほら!元気が出たなら、さっさと走れよ!このクソゆっくり!!」 泣き叫ぶ我が子を見た親まりさは、少年達を睨みつけて怒る。 だが叫び終わる前に、少年の放った蹴りを尻に喰らって勢いよく吹っ飛んでいった。 この町は山沿いにあるため、割と頻繁に野生のゆっくりが食用を求めて里に降りてくるのだ。 中には人間から畑や家を奪おうと考えている、頭の弱いゆっくりも珍しくない。 昔は定期的に山狩りをしていたのだが、それでも町にやってくるゆっくりは後を絶たない。 だが既に、畑や家屋等は野生のゆっくり対策をされている所が、半数を超えている。 そのせいで野生のゆっくりは、対策のされていない公園や、河川敷等に集まってくる。 そこで住人に駆除されたり、こんな風に子供のおもちゃとして殺されたりしているのだ。 「ゆぅぅ…にんげんざん…までぃざを…おちびちゃんを、たすげでくだざいぃぃぃ…おねがいじばずぅぅ…」 公園内を強制的に走らされている親まりさを眺めながら、ぼんやりとベンチに座っていた俺の足元からガラガラ声が聞えてきた。 声のする方に目をやれば、そこには体のあちこちが赤く腫れ上がった成体のれいむが、泣きながら俺を見上げていた。 「このままじゃ…ざいあいの、までぃざが、しんでしまいまずぅぅ!おねがいです!たすけてあげてくだざいぃぃぃ!!」 「はあ…?何で俺が害饅頭を助けなくちゃならないの?」 俺の返答を聞いたれいむは、一瞬思考停止したようで、しばらくの間固まった。 「ゆゆ…ゆ…?…ゆがぁぁぁぁ!あんまりだよぉぉ!かわいいれいむが、こんなにたのんでいるのに、どぼじでそんなこというのぉぉぉ?!」 硬直が解けたれいむは、揉み上げをワサワサと激しく動かして、泣きながら俺を怒鳴る。 「何で人間の俺が、ゆっくりのお前の頼みを聞かなきゃならないんだ?」 「ゆうぅぅぅ?!れいむの、ざいあいのまでぃざがしんだら、おおきな、そんしつでしょぉぉぉ?!だから、さっさとたすけてねぇぇぇ!!」 何やら激しく体をグネグネと動かして、俺を睨みながら膨れ始めるれいむ。 俺はため息を一つついて、れいむに背を向けて歩き出した。 「ゆがぁぁぁ!まてぇぇぇ!まっでくだざいぃぃぃ!までぃざを、たすけてくれだら、なんでもしますからぁぁぁ!!」 立ち去ろうとする俺を見て流石に不味いと思ったのか、れいむは急に卑屈な態度で俺に助けを求め始める。 頭の悪いゆっくりでも、自分の力ではどうする事も出来ないと解っているのだろう。 「わかった。そこまでいうなら、助けてやろう」 「ゆゆ?…ほんとうですかぁぁぁ?!ありがとうございまずぅぅぅ!ゆっくりできますぅぅぅ!!」 れいむは地面に顔を擦り付けるように、何度も頭を下げるような仕草をした。 俺はそれを見届けると、少年達の方へ歩き出した。 「あーちょっといいかな?…」 そして数分後。 「ゆひ…ゆひ…よぐも…さいきょーの…まりざを、こんなめに…ただじゃおかない…のぜ…ぜ…」 「ゆぅぅぅ!までぃざぁぁぁ!たすかってよかったよぉぉぉ!までぃざが、かりにいけなくなたら、れいむがこまるとこだったよぉぉぉ!!」 「ゆびゃぁぁぁん!おかーしゃぁぁ!こわかったのじぇぇぇぇ!ゆっくちできなかったのじぇぇぇぇ!!」 「ゆびぇぇぇ…どーしちぇ、もっとはやく、たすけちぇくれなかったにょぉぉぉ?!れーみゅは、とーってもゆっくちできなかったんだよぉぉぉ!!」 少年達から解放されたゆっくり一家は、涙の再開を果たした。 それぞれが口々に好き勝手な事を喋っているので、会話が成り立っているのかは解らないが、一応助かって喜んでいるらしい。 「まったく!にんげんが、れいむにいうことを、もうすこしはやくきいていれば…おかげで、れいむは、せいしんてきに、ゆっくりできなかったんだよ!ゆっくりはんせいしてね!!」 れいむは不機嫌そうに俺を睨むと、軽く頬を膨らまして文句を言う。 「あー礼も無しか…まあ、期待はしてなかったんだが。それよりお前、約束は覚えているか?」 「ゆゆ?なんのこと?れいむに、おやさいとあまあまくれるの?それならおぼえているよ!!」 何故かれいむは、得意そうに踏ん反り返る。 流石人里に下りてくるゆっくりだけあって、頭の弱さは相当なものだ。 自分の喋った事を忘れているばかりか、嫌な記憶は都合の良い記憶に自動変換されたようだ。 嫌な記憶を「ゆっくり」出来る事にする為の、馬鹿ゆっくりならではの、自己防衛機能なのかもしれない。 「助けてもらったら何でもするって言ったんだ。そんな事も覚えていられないなんて、お前はなんてゆっくり出来ないゆっくりなんだ!」 「ゆゆ?!なにいってるのぉぉぉ?!そんなことくらい、おぼえているよぉぉぉ!れいむは、てんさいなんだよぉぉぉぉ!!」 『ゆっくり出来ない』と言われてプライドが傷ついたのか、たぶん本当に忘れていたであろう事を覚えていると主張するれいむ。 揉み上げをわさわさと振り乱し、唾を飛ばしながら怒鳴り散らした。 計画通り、と言うやつだ。 「そうか、それなら良いんだ。じゃあ、さっそく…」 「それじゃー、いまから、れいむはゆっくりするよ!かわいいれいむをみて、ゆっくりしていってね!おれいはあまあまでいいよ!!」 「この子供達のおもちゃ、いや、奴隷になってもらおうか」 『ゆ?!』 勝手な事を喋り、ブリブリと体を振るれいむ。 何がゆっくりしているのかは知らないが、自信たっぷりと言った感じでニヤニヤと笑ってる。 だが俺の一言で、それまで愚痴をこぼしていた一家と仲良く、不思議そうな顔をして固まる。 『ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁ!!』 「あー文句があるなら、そのれいむに言えよ。よかったな!これで奴隷として扱ってもらえるぞ!!」 「でいぶぅぅぅぅぅぅ?!なんでそんな、やくそくしたんだぜぇぇぇ?!この、おおばかぁぁぁぁ!!」 『おかーしゃぁぁぁぁぁぁ?!』 硬直が解けたゆっくり一家は、一斉に大声を上げる。 それに合わせるかの様に、俺の後ろに控えていた少年達も、一斉に歓喜の声をあげた。 この辺の話は、俺がまりさを助けた時に、少年達と打ち合わせ済み。 少年達も快く、俺の提案を受け入れてくれたのだ。 「おら!奴隷ゆっくり!この池の水を飲み干せ!」 「ゆぅぅぅ?!なにいってるのぉぉぉ!!できるわけないでしょぉぉぉぉ!」 「やってもいないのに、最初から出来ないなんて決め付けるな!ほら、手伝ってやるよ!」 れいむは少年の一人に持ち上げられると、顔面を公園の池に押し付けられた。 れいむは激しく揉み上げを動かし、尻をブリブリと振って抵抗する。 だが、少年に揉み上げを引きちぎられ、あにゃるに木の枝を突っ込まれると、体をブルブルと震わせ大人しくなった。 少年はれいむのあにゃるに刺さった棒を持って、れいむで池の水をかき混ぜるように回して遊び始めた。 そしてしばらくすると、れいむを池から引き上げた。 「ゆっぶっっはぁぁぁ!ゆげぼっ!ごぼっ!げほっげほ…いきができなくて、ちっそくするところだったでしょぉぉ!どぼじでこんなことするのぉぉぉ!!」 「どうしてって?そりゃ、奴隷はご主人様の言う事を聞くもんだろ?窒息するだって?それなら、そうなる前に全部水を飲み干せば良いだろ?!ほら、さっさと飲み干せ!!」 「ゆげぇ?ごもぼぼ…」 皮が大分ふやけたれいむは、苦しそうに顔を歪めながらも少年に罵声を浴びせる。 だが少年は楽しそうに笑うと、再び無茶な命令を下し、れいむを池に沈めた。 「ほら!さっさと食えよ!ご主人様が、せっかく奴隷に餌を与えてやったんだぞ!喜んで食えよ!!」 「ゆびぇぇぇぇ!いししゃんなんか、たべられにゃいのじぇぇぇぇ!いじわっごぼげぶぅぅ!?」 「ほら、口に入れたら、しっかり噛んで味わえよ!!そら、むーしゃ、むーしゃ!」 こちらでは少年の一人が子まりさの口に、無理やり砂利を押し込めて食べさせようとしていた。 まるで、口に食料をいっぱいに溜め込んだリスの様に、頬をパンパンに膨らませて、苦しそうに涙する子まりさ。 少年はそんな子まりさの口を、無理やり開いたり、閉じたりと繰り返す。 舌で必死に砂利を押し出そうとするが、口を閉じられた時に噛み切ってしまい、砂利をかんだせいで歯もボロボロに掛けてしまった。 「ほら、しっかり飲み込めよ!まだまだあるからな!」 「ゆげぇぇっぷ!やなのじぇぇぇぇぇ!かわいーまりちゃを、いじめにゃいでよぉぉぉぉ!!ゆっくちっせちぇよぉぉぉ!!」 少年は再び子まりさの口に、砂利を詰め込んだ。 子まりさの体はどんどん膨らんでいき、まるで洋ナシのように変形していった。 「もういやなのぜぇぇ!なんであななんか、ほらなきゃいけないのぜぇぇぇ!でいぶに、やらせればいいのぜぇぇぇ!」 「うるせぇ!奴隷なら、文句を言わず働けよ!」 カラーバットを持った少年が、親まりさに穴を掘らせようとている。 だが公園の地面はとても硬く、親まりさはろくに穴も掘れずに疲れ果てて、少年に文句を言う。 少年は親まりさが文句を言う度、休憩しようとする度に、カラーバットで親まりさを殴りつけていた。 「ゆびゃい!いだいぃぃぃ!やめでぇぇぇ!もうやだぁぁぁ!ゆっくりじだいぃぃぃ!!まりざ、おやまにかえるぅぅぅぅ!!」 「叫ぶ元気があるなら、さっさと働け!この程度の穴じゃ、まりちゃも埋められないぞ!」 少年の腕力と、カラーバットで殴られているという事もあり、親まりさの体には大したダメージは無かった。 だが、痛みに弱いゆっくりにとっては大変な苦痛であり、親まりさは涙としーしーを溢れさせてガタガタと震えていた。 因みに、少年が穴を掘らせている理由は特にないのだが、とりあえず、地球の裏側まで穴を掘れと親まりさに命令したのだ。 親まりさは木の枝を咥えて必死に地面を突付くが、硬く押し固められた公園の地面は、親まりさの力で如何にかなる物ではなかった。 「ゆっぎぃぃぃぃ!もうおこったのぜぇぇぇ!まりさをこんなめにあわせた、でいぶとおまえをせいさいしてやるぅぅぅぅ!!」 怒りが限界に達したのか、親まりさは泣きながら雄たけびを上げると、咥えた枝で少年に襲い掛かった。 親まりさは疲れていたとは思えない速度で、少年に向かって跳ねていく。 「しねぇぇぇぇぇぇ!!………ゆわぁぁぁぁぁい!おそらをとんでるんだぜぇぇぇ?!…ゆぐぶぅげえぇぇぇ?!どぼじでおべべがまわるんだぜぇぇぇぇ?!」 だが少年は親まりさのお下げを掴んで持ち上げると、そのままハンマー投げのようにクルクル振り回し始める。 こんな状態でも帽子が落ちないのが不思議だが、親まりさはある程度勢いを付けられて、上方向に放り投げられた。 「ぐるぐるぐるぅぅぅぅ?!おそらがまわるぅぅぅ!までぃざもまわるぅぅ?!ゆわぁぁぁぁ 『グチャ!』 ゆごぶっ!!」 回転しながら宙を舞った親まりさは、頭から地面に着地した。 帽子から地面に突き刺さったような形で、ぴくぴくと震えて白目を剥く親まりさ。 帽子はペチャンコに潰れて、頭は平らに陥没した様だ。 両目は半分くらい外に飛び出て、口とあにゃるからは少量の餡子が零れている。 「ははは!きったねぇー!こいつ、うん○漏らしたー!」 少年はそんな親まりさの姿を見てしばらく爆笑すると、今度は拾ってきた木の枝を持って親まりさに近づいていった。 少年は木の枝で、親まりさのあにゃるから放出された餡子を掬い取ると、だらしなく開いている親まりさの口の中に餡子を押し込んでいった。 「あはははっ!ばっちぃー!こいつ、う○こ食ってるー!」 「ゆぎぎ…ぐぎ…げげげ…ぎがががが…」 親まりさは口に入れられた餡子を、無意識の内に咀嚼する。 少年はそれが面白かったらしく、親まりさのあにゃるに木の枝を突き刺して、餡子を掻き出しては、親まりさの口に運んでいった。 「ちぇ…俺は、ちびれいむかぁ。じゃんけんに負けたとはいえ、こりゃはずれだよ…」 「ゆぅぅぅ?!なにいっちぇるのぉぉぉ?!れーみゅは、いちばんかわいーんだよ!おおあたりだよぉぉ!!」 「はぁ…きもうざ!れいむってすぐ小便漏らすし、ワサワサきもいんだよ。潰すくらいしか価値ないじゃん」 「ゆわぁぁぁん!なんか、れーみゅをばかにしてるぅぅぅ!ゆんやぁぁぁぁ!!れーみゅは、ゆっくちした、びゆっくちなのにぃぃぃ!!」 子れいむを見つめては、ため息交じりに文句を言う少年。 子れいむはそんな少年のボヤキに反応して、頬を膨らませたり、揉み上げをわさわさと動かしては抗議していた。 だが、そんな子れいむの姿を見て、更に鬱陶しそうに顔をしかめる少年。 「あーほら、漏らし始めた…きったねぇー。やっぱ子れいむは、最悪だな。まず、これを何とかしないと…」 「ゆびゃぁぁぁん!もらしてにゃいもん!もらしてにゃいもん!ゆんやぁぁぁぁぁ!!ゆっくちぃぃぃぃ!!」 怒った調子に下が緩くなったのか、子れいむは少年の手の中でしーしーを漏らし始める。 少年はそんな子れいむを見て、顔をしかめる。 そしてしばらく何かを探すように周囲を見渡すと、外れかかったフェンスを見つけた。 少年はフェンスから、取れかかったビスを1本取ると、しーしーを漏らし続ける子れいむのまむまむに 押し当てた。 「えーっと、この辺だな。きったねぇ汁が漏れてるのは。これで栓してやるよ!」 「ゆびぇぇぇ…ゆゆぅ?!なにしちぇるのぉぉ?!そこはちがうのぉぉぉ!そこは、まむまむにゃのぉぉぉ!れーみゅはまだ、ばーじんさんにゃんだよぉぉぉ!やめちぇよぉぉぉ!!」 「はぁ?なに言ってるんだ?やっぱ、れいむはきもいわ」 少年は子れいむのまむまむに押し当てたビスを、そのまま回転させながら押し込んでいった。 子れいむは尻をブリブリと振りながら、死に抵抗するが、それも空しくビスはどんどん捩じ込まれていった。 「ゆびゃぁぁぁ!れーみゅの、ばーじんまむまむしゃんがぁぁぁぁ!!ゆわぁぁぁぁぁん!もう、およめにいけにゃいぃぃぃ!!」 「これでお漏らしは止まったかな…あとはこのうっざいわさわさか…そうだ!良い事思いついた!」 少年はそう言うと、長めの木の枝を拾ってきて、子れいむのあにゃるに突き刺した。 「ゆっびゃぁぁぁぁ!!いだいぃぃぃぃ!!れーみゅのあにゃるしゃんがぁぁぁぁ!ゆぎゃぁぁぁぁ!!」 より一層激しく揉み上げをわさわさと動かして、涙をぽろぽろとこぼす。 少年はそんな子れいむの揉み上げに、持っていたライターで火をつけた。 「ゆっびゃぁぁぁぁ!あっちゅい!あっちゅい!ゆっぴぃぃぃぃぃ!なにこりぇぇぇぇぇぇ?!ゆっくちできにゃいぃぃぃぃ!!」 子れいむはまるでファイアーダンスを踊るかのように、火のついた両方の揉み上げをピコピコと動かす。 少年はそんな子れいむの姿を見て大笑いをする。 「はははっ!これおもしろ!爆竹か花火でもあればもっと遊べたかな?でも、使えないれいむにしては面白いや!!ファイアーれいむダンスだ!」 火の勢いはどんどん強くなり、子れいむの揉み上げを伝って髪の毛に引火する。 次第に周囲に焦げた甘い匂いが広がり、子れいむの後頭部やリボンが火にのまれていった。 「ゆっぎゃぁぁぁぁ!!あっちゅいぃぃぃぃ!れーみゅ、しんじゃうよぉぉぉぉぉ!だれか、たすけちぇよぉぉぉぉ!!ゆっびぃぃぃぃ!!」 「ははは!奴隷は、ご主人様の為に命をかけるものだろ?!だったら、命がけで俺のために踊ってくれよ!!」 少年は子れいむの髪の毛とリボンがすべて燃え尽きるまで、子れいむのファイアーダンスを楽しんだ。 俺は少年達のゆっくり苛めを、しばらくのんびりと眺めて楽しんでから公園を後にした。 少年達には火の扱いに気をつける事と、ゆっくりはしっかり殺してから捨てるようにと言っておいた。 自分がゆっくりを虐待も面白いが、他人がゆっくりを虐待するのも良いものだ。 俺は何処かに町に降りてきた、あほなゆっくりが居ないか探しつつ、のんびりと歩いて家に帰った。 完 徒然あき
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4616.html
ゲスの見た夢2(終) 「ゆ゛っ!ごはん!?」 男の腹の上に乗って「ゆぴぃゆぴぃ」と眠りについたまりさだったが、大きな物音で飛び起きた。 部屋の戸や障子がガタガタと大きな音を立てて揺れている。 その原因は外で吹き荒れる風だった。 「に、人間さん!風さんがゆっくりしてないのぜ!お野菜さんがあぶないのぜ!」 男にお野菜さんの危機を伝えようと腹の上をぽいんぽいんと跳ねるまりさ。 男は薄目を開けてそんなまりさの慌てふためく仕草を見ると小さな声で答えた。 大根は強い。地面に深く根を張って風に耐える。何の問題も無い。ゆっくり寝ろ。 男は取り留めなくそんな事を言うと再び眠りについてしまった。 まりさが窓を覗き込んで外の様子を見る。 大根よりもずっと大きな木がミシミシと大きな音を立てて撓っている。 「で、でもまりさは少しだけ様子をみてくるんだぜ」 そう呟くと部屋の隅に干してあった帽子を取り出して被り、器用に口で戸をあけて外にでた。 日中の刺すような日差しが嘘のようにひんやりとした空気と強い風がまりさにまとわりつく。 今まで寝起きを共にした見慣れた外の光景が知らない異世界の様にまりさには感じられた。 帽子が風で飛ばされそうになり、おさげで必死にそれを押さえる。 ブルッ!と小さく身震いをするまりさ。 お野菜さんが無事な事だけを確認したら直ぐに人間さんの巣へ戻ろう。 そう決めたまりさが意を決したように地面を蹴った。 強い風に体を吹き飛ばされそうになりながらも何とか畑にたどり着いたまりさ。 男の言った通り、まりさが進むのに苦労するような風でも野菜はビクともしていなかった。 「お野菜さんはつよいのぜ」 まりさが目を丸くして感心したような唸り声をあげた。 その時である。 「むーちゃ!むーちゃ!うめっ!これすっげうめっ!」 まりさの担当する畑の区域から何やら声が聞こえる。 「ゆっ?」と声をあげてその声が聞こえる方へと振り向くまりさ。 その視線の先には信じられない光景が広がっていた。 粉々に砕けた残骸と化した手塩にかけて育てた大根の数々。 それをやった張本人が空に向かって飛び跳ねながら罵声をあげている。 「かぜさん!うるちゃいよ!しずきゃにしてにぇ!れいみゅがゆっくちできないよ!」 「ゆっ!れいむ!まりさがいるよ!」 それは2匹の子れいむだった。2匹はまりさに気がつくと、 まりさを睨み付けながらぷくぅ!と頬を膨らませて膨れ上がった。 そんな稚拙な威嚇に怯む事無くまりさが子れいむ達に向かって叫んだ。 「ここでなにしてるんだぜ!」 「きょきょはれいみゅのゆっくちプレイスだよ!」 「まりさはあっちいっちぇにぇ!」 まりさと人間さんのゆっくりプレイスでお家宣言をする子れいむ達。 ゆっくりと反省したとは言えそれは以前まりさもやってしまった行為だ。 こんな馬鹿な事をするのは群からはじかれたまりさだけで十分なのに。 このおちびの親は一体何をやっているのか?ちゃんとこのおちび達に掟を教育しているのだろうか? そんなゲスから脱却したゆっくりとした精神の裏で まりさは煮えたぎるような怒りを感じていた。 手塩にかけて育てたお野菜さんを貪るその行為。 子れいむの頭の悪そうな顔、頭の悪そうな飾り、頭の悪そうな食べ方。 全てがまりさと人間さんの努力と苦労を嘲り、嘲笑しているように感じた。 「畑からでるんだぜ!おちび!」 そう叫ぶとまりさは片方の子れいむに体当たりをした。 圧倒的な体格差もあって成すすべ無く、子れいむは地面を跳ねて空気を噴出しながら吹き飛んだ。 「ゆびっ!ゆっぐぢいじゃい!!」 「ゆぎゅ!れいみゅがおそらをちょんじぇるぅぅ!?」 もう一匹の子れいむは地面に叩き付けれて拉げながら転がっていく姉妹を見て 空気をぷしゅーと噴出しながら目が飛び出さんほどに驚きの表情を浮かべた。 「ここは人間さんとまりさのゆっくりプレイスなんだぜ! もう痛い痛いしないから、おちびはゆっくり人間さんに謝るんだぜ!」 残されたもう片方の子れいむに立ちはだかって睨みつけるまりさ。 子れいむは「ゆわわゆわわ」と身震いして動く事ができない。 「お゛っ!おきゃーしゃーん!おきゃーしゃーん!!」 「ゆっ?」 吹き飛ばされた方の子れいむが泣き叫びながら暗闇の中を駆け出した。 その声に反応して視線を移すまりさ。その先には一匹の丸々と太った親れいむが居た。 「ゆゆっ!どぼじだの!?おちびちゃん!」 「あのまりしゃがれいみゅのお野菜をとったのぉぉぉ!」 涙をボロボロと垂れ流しながら親れいむに体を擦り付けて 息をするような気軽さで嘘をつく子れいむ。 そんな子れいむの仕草を見て親れいむの顔に青筋ならぬ餡筋がビキビキと浮んだ。 すぐ側に親ゆっくりがいた事にまりさは安堵の表情を浮かべた。 「丁度よかったんだぜ!れいむ!そのおちびが人間さんの・・・・」 「おちびちゃんは下がっててね!ゲスはれいむがゆっくりできなくしてあげるよ!」 「な、なにいってるのぜ!?」 まりさの言う事にハナから耳を貸さないれいむの態度。 餡筋をビキビキと浮き上がらせながらジリジリとまりさににじり寄る親れいむ。 月明かりを反射してギラギラと光る目。腐った魚の様な目。以前のまりさと同じ目。 間違いなくゲスと呼ばれる人畜有害なゆっくりの目だった。 まりさの額に薄っすらと汗が滲む。更に間合いを狭める親れいむ。 「ゆっ!ここはれいむのゆっくりプレイスにするよ!」 他のゆっくりより一回り大きいまりさよりも更にれいむの体格は一回り大きい。 ここが誰かのゆっくりプレイスと理解した上で強奪に来ている。ありえない暴挙だ。 自分のずっと下に子ゆっくりが居てそれ以外は全部ゴミという腐ったヒエラルキーを構築したそれに まりさは純粋に恐怖を感じた。それに片足をつっこんで平気な顔をしていた以前の自分自身にも恐怖を感じた。 「ゆっくり聞くんだぜ!ここは人間さんと」 「ゆっくり死ね!」 巨体を揺さぶりながら親れいむがまりさに体当たりを仕掛ける。 何とか身を翻して親れいむの頭の上に飛び乗ってそれをかわすまりさ。 まともに食らえば全身が潰されて、餡子を吐いて永遠にゆっくりできなくなるだろう。 親れいむの頭から畑の杭の上に飛び乗って距離を取るまりさ。 「ゆゆっ!」 まりさは餡子脳をフル回転させ一生懸命に考えた。 ここは一旦逃げて人間さんを呼んだ方がいいだろう。 地面に刺さっている杭の上を飛び跳ねて行けば安全に逃げる事ができる筈だ。 しかしそんな冷静な考えとは裏腹にまりさは動かない。 まりさの頭の中にはもうひとつの魅惑的な考えがよぎっていた。 ここでれいむ達をこらしめて、朝になったらそれを人間さんに見せる。 守られたお野菜さん。ゆっくりできた地面さん。そしてゆっくりと役に立つまりさ。 人間さんは自分の方から一緒に暮らそうと言ってくるかもしれない。 今逃げて助けを呼んだら、人間さんは役に立たないまりさにガッカリするかもしれない。 使えないまりさを人間さんは畑で働かせてくれないかもしれない。 こんな状況なのにまりさを褒め称える人間さんの事を想像すると まりさの頬は高揚した。呼吸が荒くなった。胸が締め付けられるように疼いた。 「れいむ!まりさがゆっくりできなくしてやるんだぜ!」 まりさはそう叫ぶと杭から飛び降りて親れいむに飛び掛ろうと地面を蹴った。 ・・・・はずだった。 まりさの体は親れいむの元へたどり着く事無く、宙に浮いてぷらんぷらんと揺れている。 「まるでお空を飛んでるみたい」暢気にそんな事を考えていたまりさだったが、 気がつくと背中と腹に焼け付くようなジリジリとした痛み。 そして、後ろから感じる荒い息遣いに気がついて後ろを振り向く。 そこには一匹のゆっくりありすが居た。 その口には木の枝がくわえられており、その枝先はまりさの背中に深々と刺さって腹から頭を覗かせていた。 「ゆっ!、ゆぅっ!ゆ゛っぐり゛!ゆ゛っぐり゛ぃぃぃ!!」 その激痛にじたじたと尻を振って体を揺らすまりさだったが、突き刺さった枝から脱出することはできない。 ありすがニタニタと汚い笑みを浮かべてまりさを舐めまわすように眺めている。 やがてありすが枝を口から噴出すとまりさは地面に叩きつけられた。 「ゆ゛っ!ゆ゛っ!」 地面を転がるまりさ。 突き刺さった枝をつたって餡子がダラダラと流れ出した。 それを見て心底ゆっくりできない気分になったまりさは涙をポロポロとこぼしながら 男の家へと這うように体を動かした。 「ゆっ!・・・人間さん!まりさが困って・・・」 なめくじのようにずりずりと地面を進むまりさの上に親れいむが圧し掛かってその動きを止める。 枝の先から流れ出す餡子の勢いが増してまりさがのた打ち回るように暴れた。 「ゆ゛っ!いたいよ!どいてね!ゆっくりできないよっ!」 まりさは情け無い声をあげてれいむに懇願した。 強気な口調は鳴りを潜め、他のゆっくりと変わらない弱気な言葉遣いに変化するまりさ。 それを見下ろしてニヤニヤと汚い笑みを浮かべるれいむとありす。2匹は番だった。 子ゆっくりが居たのならば必然的に親は番である。 なんらかのトラブルで片親という可能性も無くは無いが、 餌に困っていなそうな丸々と太った子ゆっくりを見ればその可能性は低いであろう。 ゆっくりと考えればわかった筈である。まりさは目先の功名心に我を忘れていた。 2匹の親ゆっくりは暗闇に身を潜めているであろう子れいむ達に呼びかけた。 「ゆっ!もう大丈夫だよ!おちびちゃんたちはゆっくりと出てきてね!!」 「おかあさん達はこのまりさにゆっくりと自分の立場を理解させるからね!」 ブサイクな顔で地面に叩きつけられた頬を必死に舐めまわしていた子れいむと 遠く離れた杭の影から「ちね!ちね!」と罵声を飛ばしていたもう一匹が 満面の笑みを浮かべて親ゆっくり達に擦り寄ってきた。 「ゆわーい♪おきゃーしゃんはちゅよいにぇ♪」 「これでゆっくちできるにぇ!ゆっくち!ゆっくち!」 親ゆっくり達と頬を擦り合わせて他力本願な勝利を謳歌する2匹の子れいむ。 そして2匹はまりさの側に移動して何度も体当たりをする。 「ばきゃ!ばきゃ!ゆっくちちんでにぇ!」 「いたいでしょ!れいみゅのつよさをゆっくちりきゃいちてにぇ!」 まりさはそれには反応せず、涙を滲ませながら何度も 人間さん・・・人間さん・・・と呟いた。 「ゆぷぷ!にんげんしゃーん!にんげんしゃーん!」 「おぉ、ぶじゃまぶじゃま!」 2匹は地面に転がってブサイクな顔でまりさの物真似をしている。 それを見ながらゲラゲラと汚い笑い声をあげる親ゆっくり達。 親れいむがまりさのお飾りである帽子に齧り付いて一気に引きちぎる。 「ゆうっ!まりさのお帽子がっ!」 男に洗ってもらいオイルで念入りに磨いてもらって 艶やかな光沢を放っていた命と同じくらい大事な帽子が無残にも千切れて れいむの口にくわえられている。 「かえしてっ!まりさのお帽子を返してねっ!」 瞳に零れんばかりの涙を溜め込みながらまりさが悲痛な叫び声をあげた。 綺麗に洗われた透き通るようなキラキラと輝くまりさの金髪が露になった。 それを見た親ゆっくり達は息遣いを荒くしながら子ゆっくり達の方へ振り返る。 「おちびちゃん達はお野菜さんをむーしゃむーしゃしでぎでね!」 「ぞうだね!ありずたちはまだまだまりさに自分の立場を理解させる必要があるね!」 「みゅみゅん♪れいみゅはおにゃかがちゅいたよ♪」 「きゃわいいれいみゅはむーしゃむーしゃしてきゅるにぇ♪」 まりさの痛めつけられる姿を堪能して溜飲を下げた子ゆっくり達は ぽいんぽいんと地面を蹴って暗闇へ消えていった。 何時になっても戻らないまりさが気になって外の様子を見に来た男。 しかしそこにまりさの姿は無く、食い散らかされた野菜が散乱しているだけだった。 無残な姿を晒す大根のひとつを手に取る男。それにはクッキリとゆっくりが齧り付いた歯型が残っている。 自由になって、体が綺麗になって、おいしいものを食べて、 ゆっくりと眠りについて目が覚めたら目の前には沢山の野菜。 目の上のタンコブは家でぐうぐう眠ってるとくれば・・・ 「まぁ、こうなる事もある。ゆっくりだものな」 少し悲しそうな表情を浮かべて男が来た道を戻りだした。 が、その時、暗闇からぽいんぽいんと何かが弾む音と共に頭の悪そうな声が聞こえてくる。 「ゆっ!ゆっ!ゆっくちすすむよ!」 「ゆぅーせっ!ゆぅーせっ!ゆっくち!ゆっくち!」 暗闇の中を跳ねる饅頭が2匹。 「ゆっ!こんどはにんげんがいるよ!」 「ゆっくちどっかにいっちぇにぇ!ここはほんとうにれいむたちのゆっくちプレイチュだよ!」 ようやく夜の闇で朧気だった2匹の姿が見えてくる。どうやら2匹ともれいむ種のようだ。 サイズからいって赤ゆっくりと子ゆっくりの間くらい。生後数週間といった所か。 男は子れいむ達に歩み寄って声をかける。 「チビ共、ここにまりさが居ただろ?」 まりさの名前を聞いて2匹の目の色が変わる。 わざとらしくビクン!と体を振るわせて飛び上がった。 「ゆっ!まりさのなかまだにぇ!ゆっくちにげるよ!」 「しょうだにぇ!こいつもおきゃーしゃんにやっつけてもらおうにぇ!」 踵を返してぽいんぽいんと逆方向へ跳ねていく2匹の饅頭。 男は目を見開いた。だんだんと状況が飲み込めてきた。 まりさは畑を荒らしているこいつらを見つけて 止めようとした所をこいつらの親に襲われたのだ。 男は自分の予想が外れた事に小さくため息をついて安堵した。 そして目を細めて闇に逃げようとしている子ゆっくり達を見る。 こいつらの体格と色艶。餌には困っていないようだ。 このサイズで親と一緒に狩りをするというケースはあまりない。 まだ狩りをする体になっていないからだ。 子ゆっくりにしては丸々と太った体格からも 餌が豊富にあり、危険を冒してまで狩りをする必要が無い事がわかる。 それに人間に対して全く警戒心が無い。つまりこいつらは親から何も教わっていない。 こいつらの子ゆっくりサイズになっても抜け切っていない赤ゆ言葉からもそれは明らかだ。 自分の意思を次の世代に伝えようとして産み落とされたのでは無いのだろう。 この饅頭の親はロクに育ちきってもいない2匹を連れまわして 何も教えずにただ自分の有能さをアピールし続けたのだろうか?まるでお飯事の子育てだ。 (殺してしまおう) 野菜を食べたくらいなら散々痛みつけて開放してやってもよかったが、 自分の仕事仲間を傷つけたのは許せない。舐めた真似をした結果を教えてやる必要がある。 人間は地面を蹴って駆け出した。急速に2匹との距離を縮める。 一気に追いつく事は容易かったが、まりさの元に案内させる必要があった。 一定の間隔を保ちつつ、そこからジリジリと距離を縮めていく。 人間の足の速さに驚く2匹。徐々に大きくなる地面を踏みしめる轟音と 後ろを振り返る度に大きくなる人間のシルエットに目をむき出して驚きの表情を浮かべた。 「ゆっ!ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」 「こっちこにゃいでにぇ!」 やがて2匹の進行方向に薄っすらと丸い影が見えてきた。あれが2匹の親であろう。 その2匹の足元にぐったりとして動かないもう一つの丸い影。 「あれがまりさか」 男はするりと懐に手を忍ばせた。 親は殺す。親が居なくなったら何も教わってない子は生きていけないだろう。 生きる為に他の畑を無計画に荒らす可能性がある。ならば子も今殺してしまおう。 野生で潤沢な食料を貪り、伸び伸びと育ったゆっくりは大根と同じで強い。 皮はゴムの様に柔軟に伸縮して破れず、生の大根を噛み砕く強靭な歯は 油断すれば指くらいは持っていかれるかもしれない。男の手に力が篭る。 ここで一気に男の走る速度が跳ね上がった。 顔を真っ赤にして汗を垂れ流がしながら必死に飛び跳ねていた2匹がそれを見て形相を浮かべる。 人間の手には草刈り鎌。月の光を反射して怪しく光る刃先。 「ゆっ!ゆぅっ!にゃにしてるの!?はやくたしゅけてにぇ!」 「かわいいれいみゅがこまってるよ!ばきゃ!こっちみてにぇぇぇ!」 「!?・・・・!?・・・・」 ようやく2匹に気がつく親れいむと親ありす。 親れいむは舌から唾液を撒き散らしながらテラテラとぬめった輝きを放つ頬をまりさに擦りつけ、 親ありすは恍惚の表情を浮かべながらまりさの上に乗って腰を一心不乱に振っていた。 「おっ!おちびちゃん!どぼじでもどってぐるのぉぉぉ!?ちがうからね!これはちがうからね!」 「こ、これは3匹で「ゆっくり相撲」の練習をしてただけだからねっ!決してすっきりなんてしてないんだからね!」 自分たちの変態プレイを見られたことに歯を剥き出して驚いて赤面しながら必死に取り繕う親れいむ達。 しかし何やら子れいむ達の様子が何かおかしい。 すぐに理由が分かった。人間に追われているのだ。 親れいむと親ありすは人間の恐ろしさを知っていた。その手に握られている刃物の恐ろしさも知っていた。 「ゆ゛っ!ありす!ゆっくりしないでにげるよ!」 「ゆ゛っ!ゆっくり理解したわ!おちびちゃんたちはそこでゆっくり死んでね!」 踵を返して親れいむと親ありすが駆け出す。 清々しい程にあっさり自分達を見捨てた親に子れいむ達は状況が理解できない。 「どきょいくにょぉぉぉぉ!?ばきゃなのぉぉぉお!?」 「きゃわいいれいみゅはここだよぉぉぉ!れいみゅだけはたしゅけてにぇ!」 2秒で崩壊した家族。 男は既に子ゆっくり達と併走していた。 「ゆ゛っ!」 気がついたら隣に居る男にしーしーを撒き散らしながら驚く子れいむ達。 男は右側の一匹に狙いをつけて草刈り鎌をなぎ払うように振り下ろす。 まりさの時と違って中枢餡と呼ばれるゆっくりの急所を正確に両断した。 「・・・・・!!」 子れいむは突然飛び跳ねる事をやめて目の前の草むらに頭を突っ込んでぼすんぼすん!と転がった。 「・・・・・!?・・・・!?」 体がピクリとも動かない。声も出せない。呼吸もできない。 草むらに仰向けになって目を見開き、プルプルと痙攣する子れいむ。 何が起こったかはわからない。 しかし絶望的にゆっくりできない状況に顔は醜く引きつった。 そして少し遅れて言葉に言い表せない程の激痛が全身を襲った。 その激痛に顔を歪めながらもゲスの血を引く狡猾な餡子脳が一つの結論を導き出した。 自分の中の大事な何かが壊されて、体だけが死んでしまって心だけが生きているのだ! 例え呼吸ができなくても、身が狂いそうな程の激痛に襲われようともゆっくりは 体内の餡子を大量に失わない限り死には「至れない」 鳥か、虫か、天候かによって子れいむの体が無くなるまでこの激痛は続くだろう。 「ゆっくり死ね」 人間は子れいむとのすれ違い様に小さく呟いた。 「・・・・ひ」 子れいむは顔を真っ青にして小さくなっていく人間をただ見つめるしかなった。 男は大きく回りこみながら親ゆっくり達との距離をどんどん縮めていく。 標的が自分では無くなった事に気がついたもう一匹の子れいむは歩みを止めて地面を飛び跳ねた。 「ゆっ!人間があっちへいったよ!れいみゅにおそれをなしたんだにぇ!」 姉妹が永遠にゆっくりできなくなったのにもかかわらず 満面の笑みを浮かべて自分の無事と一方的な勝利を喜ぶ子れいむ。 ヒュルヒュルヒュルヒュル 「ゆゆん?」 謎の回転音が子れいむの頭上に響く、上空へ視線を移す子れいむ。 それは人間が子れいむに投げつけた草刈り鎌だった。 「ゆ゛っ!なにきょれぇぇ!?ゆっくちむこうへいっちぇにぇ!」 唸りをあげながら吸いこまれるように子れいむへ向かっていく草刈り鎌。 その刃先は子れいむの下腹部を抉り取って地面に突き刺さった。 「ゆ゛ぴぃぃぃぃぃぃ!」 餡子を撒き散らしながら地面を弾む子れいむ。 ビュルビュルと放物線を描きながら噴出する自分の中身。 人間で言うところの足。底の部分が完全に切り取られて餡子が露出している。 「ゆ゛っ!!ゆ゛っぐぢ!!」 何とか体勢を整え、咄嗟に頭を真下にして逆立ちの姿勢で餡子の流出を防ぐ子れいむ。 並々と注がれた杯の水のように中身の餡子が揺れる。 動けば餡子が流れ出して死ぬ。 親か群のところに戻って何とかしてもらうしかない。 でも動けない。動いたら死ぬ。でも動かないと助けて貰えない。 「どうずればいいにょぉぉぉぉ!」 涙を額の方向に垂れ流しながら顔を醜く引きつらせて叫ぶ子れいむ。 誰か、誰かいないの?誰か早く助けてね。ゆっくちできないよ。かわいいれいむがゆっくちできないよ。 藁にもすがる思いで周囲を見回す子れいむ。 「・・・・・・」 「ゆ゛っ!!」 しかし視界に入ったのは目を血走らせて 無言で自分を睨みつける姉妹の子れいむだけだった。 怒ってる。れいむがれいむを見捨てた事をゆっくりしないでとても怒っている。 思わずバランスを崩しそうになって「ゆぴゃぇ!」と滑稽な声をあげる子れいむ。 「こっ!こっちみにゃいでにぇぇぇぇ!!」 悲痛な叫び声が親ゆっくり達の後方から響いた。 しかし親ゆっくり達は子れいむ達の惨状など微塵も気にかけて居なかった。 それどころか人間が鋭利なゆっくりできないきらきらした物を投げ捨てた事に勝機を見出していた。 「ゆっ!ありす!馬鹿な人間がきらきらさんを捨てたよ!これで勝てるね!」 「ゆっ!そうね!れいむ!いつものようにありすが後ろからプスプスするからゆっくり囮になってね!」 「ゆっくり理解したよ!帰ったらすっきりしてまたおちびちゃんをつくろうね!」 丸聞こえの作戦。 親れいむが立ち止まって人間のほうへ振り返る。 そして親ありすも立ち止まり、横に飛び跳ねて岩陰に身を潜めた。 速度を落としてゆっくりと親れいむに歩み寄る人間。それを睨みつけながら親れいむはほくそ笑んだ。 「ゆふん!あのお野菜さんが生えてる場所はれいむとありすのゆっくりプレイスだよ!人間さんはでていってね!」 人間は親れいむを見ていない。ぐったりとして動かないまりさをジッと見つめていた。 馬鹿な人間。あんなちっぽけなまりさに気を取られて。すぐに仲良くゆっくりできなくしてあげるよ。 勝機! 「いまだよ!ありす!ゆっくり死ね!」 「ばかな人間さん!ありすはうしろよ!ゆっくり死んでね!」 正面の親れいむと岩陰に隠れた親ありすが同時に人間に向かって飛び掛った。 岩陰に隠れていた親ありすの口には木の枝がくわえられている。 これまで幾多のゆっくり達をこの戦法でゆっくりできなくしてきた。 これであのお野菜さんはれいむとありすのもの。 ちびは失ったが、また幾らでも産めばいい。あのゆっくりプレイスならばそれが可能だ。 あのプレイスを足がかりにれいむ達はいつまでもいつまでもゆっくりす 「「ゆ゛っ!?」」 いとも容易く2匹は人間に頭を掴まれた。 両手に双方、無造作に握られた2匹がキョトンとした顔を浮かべた。 そのまま男はまりさの元へ駆け出した。 「ゆ゛っ!ゆっくりはなしてね!もういっかいやるから下へおろしてね!」 「はやくしてね!ありすを怒らせないほうがいいわ!ゆっくり理解してね!」 2匹を掴む手に力が篭る。 握られた部分の餡子が移動して2匹の顔が膨らむ。 「「ゆ゛ぷっ!!」」 人間は走りながら親ありすを親れいむのあにゃるに無理やり詰め込みはじめた。 物凄い勢いで首を振ってそれを拒絶する親ありす。 親れいむのあにゃるが強引に押し広げられて親ありすの頭の半分があにゃるに収まる。 「ぐざい゛!ぐざぁぁぁい゛!やべでね!ゆ゛っぐり゛やべでね!」 「くさいとかいわないでねっ!!んほっ!んほおおおおおおおお!」 顔を真っ赤にして舌から唾液を撒き散らしながら、体を捻って男の手から脱出しようとする2匹。 そんな親ゆっくり達の抵抗は男の前には何の意味も成さない。 強引に親ありすの体を親れいむの中へねじ込んでいく。 やがて親ありすがぶるんぶるんと一心不乱に振り回す尻だけを残して親れいむのあにゃるに収まった。 裂けて崩壊する限界にまで押し広げられた親れいむのあにゃる。 赤ゆっくりを出産するだけでも想像を絶する激痛に襲われるというが、 今は生態サイズのゆっくりが収まろうとしているのだ。 その痛みは計り知れない。さぞかし苦しいだろう。 「ふほおおおおおお!ふほおおおおおお!ふほおおおおおお!」 「ん゛っぎぃぃぃぃ!い゛だい゛!!い゛だぁぁぁぁい゛!ゆ゛っぐり゛ざぜでぇぇぇぇぇ!!!」 歯を剥き出し、眼球をグルグルと回転させ、滝の様に汗と謎の液体を垂れ流しながら 耳を劈くような奇声をあげる親れいむの頭を鷲づかみにする。 その親れいむの顔を狂ったようにぷりんぷりんと暴れまわるありすの尻、あにゃるの前に寄せる。 「ゆ゛ッッ!!!」 ピタリと止まる親れいむの奇声、 まるで全力疾走しているかのような荒い呼吸をあげながら死にそうな顔で男の方を見た。 これからはじまる事をゆっくりと理解したようだった。死にそうな顔が死んだ顔になるのは時間の問題だろう。 徐々に距離を縮める親れいむの顔と親ありすのあにゃる。 携帯のバイブのような痙攣をしながら迫り来るあにゃると男の顔を交互に見る。 あにゃるとの距離が縮むにつれてその速度が増した。男が口を開く。 「なにか言いたい事は?」 「れ゛い゛む゛は゛!れ゛い゛む゛だげば!!だずげでねっっ!!」 「0点だ」 親れいむの顔を親ありすのあにゃるに一気に押し込む。 親れいむの体内から「んほおおおおおお!!!」と親ありすの篭った叫び声が聞こえてくる。 歯を食いしばって涙をダラダラ流しながら親ありすのあにゃるに入る事を拒む親れいむ。 男は髪の毛と一緒に親れいむのお飾りであるリボンを毟り取って地面に捨てる。 「ゆ゛!!ゆ゛ぅぅぅ!!れ゛いむ゛のぎれ゛い゛な゛おが・・・・・・ざあああぁぁぁあああッッ!?」 お飾りに気を取られた親れいむの顔面が一気に親ありすのあにゃるに挿入される。 目を見開いて口を窄めたマヌケ面が残像を残しながらケツの穴に沈んでいった。 ビクンビクン!と胎動するもう何だか良く分からない丸い物体。 中からは2匹の篭った苦悶のうめき声が聞こえてくる。 それを男は雑巾を絞るように一気に捻り上げた。 「びっ!!びっぎゅばあああああああ!!!」 「ゆびぺひぇぇぇぇっぇえっ!!おっばっ!!」 断末魔の悲鳴をあげるそれを子れいむ達の居る方向へ向かって放り投げた。 無言で痙攣する子れいむと泣きじゃくる子れいむの真ん中あたりにその丸い物体は落ちた。 弾む事無く、べしゃ!と湿った鈍い音を立てた。 それは男と子れいむ達が出会ってから1分弱の出来事だった。 「・・・・ひ・・・・ひ」 「ゆっぐち!ゆっぐちぃぃぃ!」 「・・・・・・えっ・・・・えべっ!・・・・えべひっ!!」 「・・・・・ばっ・・・ばばっ・・・・ばべばばっ・・・・・!!」 真っ青な顔で微動だにしないゆっくりは2日後に蟻が全身にたかってゆっくりと死んだ。 真っ赤な顔でダラダラと汗を垂れ流す逆立ちしたゆっくりは3日後にカラスによって何度も何度も体を突き刺されて死んだ。 真っ黒な何なのかよくわからない塊は1週間後に大雨が降ってやっと死ねた。 男ははまりさを抱き上げた。 背中と腹には枝によってつけられた大きな傷、そして頭からは何本も茎が生えている。 その茎の先には実ゆっくりは生っておらず、足元に小さな茎を生やした黒い塊がいくつも転がっていた。 親れいむと親ありすはすっきりして生ったばかりの実ゆっくりにまですっきりを行ったのだろう。 男はまりさの頭に生えた種無しの茎を毟り取って放り投げる。そして背中と腹の傷は手で押さえた。 「しかしこれは・・・・」 人間には医療の知識は無かった。 しかし素人の目から見ても手遅れなのは明らかだった。 薄目で虚空をぼんやりと眺めていたまりさだったが ようやく人間の腕に抱かれている事に気がつき顔を上げる。 「に・・・んげん・・・さ・・・まりさ・・・は・・・・」 フルフルと体を振るわせてまりさが力なく喋りだした。 「お前のお陰で畑は無事だ。礼を言うぞ、上出来だ」 人間が白い歯を出して微笑んだ。 この人間はたまに笑う。その笑った顔はとってもゆっくりできる。 そんな人間の笑みを見てまりさも力なく笑った。 「じゃ・・・じゃあ・・・ご褒美に・・・まりさのいうことをきくんだぜ・・・・」 「なんだ?」 「れいむ達を・・・・ゆるして・・・・あげるんだぜ・・・」 男の歩みが止まる。 もはやれいむ達は死んでいる。 生きてはいるが、死んでいないだけの存在である。あれは生きているとは言わない。 「昔のまりさと・・・・おなじなんだぜ・・・チャンスをあげて・・・ほしいんだぜ・・・」 まりさとれいむ達。 元はゲスだったまりさはれいむ達と同じと言いたいのだろう。 出会う順番がもし逆だったら、まりさがれいむ達のようになっていた? それは違うと人間は思った。一言で言うと運命。 運命は己の生き様によって選択される。 窮地に追い込まれたとき、とりあえず非を認めたまりさと 番を見捨てて自分の命だけを許して欲しいと懇願したれいむ。 れいむの運命はれいむの生き様から導き出されたものである。 一方的な穿った自分勝手な考えであるかもしれない。しかしそれが人間の考えだった。 「わかった。れいむ達はお前の時みたいに杭に縛り付けておいたからな」 「・・・・ゆっ、無事なの・・・・ぜ?・・・・よかったのぜ・・・」 「お前の畑でれいむを働かせてみろ、俺は知らないからね」 まりさの頬を涙が伝った。 お前の畑。まりさの居場所はあったのだ。 変な気を回さないで最初からお願いしていればこんな事にならなかったかもしれない。 まりさはゆっくりと路頭に迷うのが怖かった。 人間さんをゆっくりと信頼していればこんな事にはならなかったかも知れない。 打ち寄せる波の様にただただ後悔という言葉がまりさの頭の中を駆け巡った。 「も、もうひとつ・・・・もうひとつだけきいてほしいのぜ・・・・」 「まだあるのか?なんかおかしくない?それ?」 「・・・・すりすりしてほしいのぜ」 まりさの体から体温が急速に失われていく。 餡子の鼓動が全く感じられない。まりさに残された時間はもう殆ど無かった。 男ははまりさを持ち上げて優しく頬擦りした。 まりさは顔を綻ばせ「ゆっくりゆっくり」と小さく呟くと目を瞑った。 男もそれに答えて「おぉ、ゆっくりゆっくり」と呟いた。 いつの間にか風は止んでいた。 ゆっくりしていない風さんに驚いて隠れていた虫さん達が声をあげはじめた。 前は自分を馬鹿にしているように聞こえた虫さん達の声は今のまりさには心地よく聞こえた。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」とまりさに語りかけてくる様に感じた。 雲ひとつ無い晴れ渡った空。 その空にはゆっくりとしたお日様がいくつも昇っている。 見渡す限り一面の野菜畑、そこには大根だけでなく人参やじゃがいも 丸々と太った芋虫やちょうちょまでが生い茂っていた。 「ゆっ!ゆっ!ゆっくりすすむよ!」 頭に籠を乗せた親れいむが地面を元気良く跳ねる。 その籠の中には山の様に積まれた様々なお野菜さんが弾んでいる。 「「ゆっくち!ゆっくち!」」 畑に生える雑草を競うように引き抜いて楽しそうな声をあげる子れいむ達。 時折頬をすり合わせて互いの健闘を称えあう。 「ゆっ!おちびちゃんたち!すりすりもいいけどゆっくりとがんばろうね!」 「ゆっくち!りかいしたよ!」 「ゆっくち!がんばるにぇ!」 口にくわえていた如雨露を地面に置いて親ありすが子れいむ達に声をかける。 子れいむ達は交互に地面を軽やかに弾んでそれに答えた。 人間さんが使っていた大きな鍬を口にくわえて振りかざしながら その様子をにこにこと嬉しそうな表情で眺めるまりさ。 お腹と背中に大きな傷跡は残ったが、人間さんの献身的な介護もあり、まりさは一命を取り留めた。 今ではお野菜さんは勝手に生えてこない事をゆっくりと理解したれいむ一家は ゆっくりと反省してまりさの仕事を手伝ってくれている。 かつて腐った魚の様な目をしていたゆっくり達は手を取り合って 人間さんから任せられた広大な畑を取り仕切っていた。 「ゆっくりおろすよ!」 大きな樽に籠に入ったお野菜さんを流し込む親れいむ。 その2つの大きな樽の中にはぎっしりと色々なお野菜さんが詰まっていた。 ひとつは人間さんに、もうひとつはかつての群のゆっくり達に 大きな鍬を地面に置いてそれを眺めていたまりさの顔がほころんだ。 今回のお野菜さんはいつもより一層ゆっくりしている。皆喜んでくれるに違い無い。 「ゆっ!準備ができたのぜ!みんなゆっくりとお野菜さんを運ぼうね!」 「ゆっくりはこぶよ!」 「ゆっくり理解したわ!」 「「ゆっきゅりはこぶにぇ!」」 ぽいんぽいんと地面を跳ねて樽の周りに集まるゆっくり達。 しかしその時、ぽつぽつと水滴が地面を濡らし始めた。 「ゆっ?」 それを見上げるまりさ。 雲ひとつ無い晴天だった筈の澄み切った空は 見る見るどんよりと薄暗いドロドロとした雲が覆った。 強まる雨脚にまりさは眉をひそめた。 「みんなゆっくり人間さんの巣に非難するの・・・・ゆゆっ?」 まりさが振り返るとそこには何も無かった。 ゆっくりと反省した仲間達も無限に広がる広大な畑も何も無かった。 ただ真っ白で何も無い光景がどこもまでも遠くまで続いていた。 まりさは小首を傾げてその不思議な光景をいつまでもいつまでも眺めていた。 とぼとぼと薄暗い夜道をまりさを抱きかかえた男が進む。 道の小石を踏みしめる音と静かな虫の声だけが辺りに響いた。 まりさの頬を水滴が再び打つ。男は空を見上げて独り呟いた。 「あぁ、降ってきたな。一雨来る前に早いとこ帰ろうか。まりさ」 空にはとってもゆっくりとした星空と満月がぽっかりと浮んでいた。 おしまい ※虐待パートのはかどることはかどること 今まで書いたもの ゆっくり見せしめ ゆっくり電柱 ゆっくり脳内補完 副工場長れいむの末路 副工場長れいむの末路2 副工場長れいむの末路3 副工場長れいむの末路4 ゲスが見た夢1 ゲスが見た夢2 このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/volb-fardiasie/pages/418.html
[動作動詞]手に入れる、入手する VSO [語源]29/6/12#古語agote(手に入れる)より。 [語法]Oを所有する状態になること。盗む事と買う事も含まれる。 [用例]